33◆すきな場所と考え事…◆ ページ33
片付けが終わるのを待たずに
三浦が帰ろうとしてるのを
Aが必死に、なだめてるのが見える…
これは、相当ヤバそうだ…
『雅紀…お前、三浦は優しいって言ってたけど、あいつ以外と独占欲強いんだ。Aが、かろうじて引き留めてるから、今日は2人で帰んなよ』
片付けが終わって
ミーティングが終わると
雅紀は玄関にすっ飛んで行って
三浦の腕を掴んで去っていった
「あっ！相葉君、待って！」
『A、大丈夫だから。今日は久しぶりに、二人で帰ろうか』
「潤…そうだね！二人で帰ろう！」
まぁ雅紀なら、どうにかできるだろ…
『二人でって久しぶりだな。なぁ、ちょっと寄っていかない？』
Aは、ん？って、
『Aが好きな所』
「海！」
『そっ！行かない？』
「行く！潤、分かってる〜！」
海に寄るって分かったら
俺の腕を引っ張って、早く！早く！
って走り出した
『そんなに急がなくても…』
「だって、日が沈んじゃうし、時間ないし」
日が沈む瞬間を見たいのと
おそらく…
気にしてるのは門限
別に門限がある訳じゃない
まだ、高校生だし
だけど、部活が終わって帰りつく時間を計算したら
いつもより遅いことになる
海に着いたら
Aが俺の腕を離して走って行った
その間に母さんに電話をする
『(もしもし？母さん？)』
「(どうしたの？もしかして、晩御飯いらないとかじゃないわよね？)」
『(ちゃんと帰ってくるよ！でも、ちょっと遅くなるなる。今、Aと海に来てて…)』
「(あなた達、ホントに海好きねぇ(笑)いいわ、私から伝えておくから、あまり遅くならないようにきてね)」
『(助かる、ありがとう)』
電話切って、Aに駆け寄った
『A、少し遅くなってもいいって』
何か考え事してるのか
すぐに反応がなかった
『A？』
「あっ、ごめん。少し遅くなってもいいって？」
そこはちゃんと聞こえてたのか…
『うん、Aママにも母さんが伝えとくって』
「そっか、ありがとう。あっ、もうひとつ！」
『もうひとつ？』
「教科書！助かった！」
『あぁ、そんなの全然いいよ。あっ、俺頑張るから！』
「何を？」
『Aが書いたんじゃん』
「あー！レギュラー！うん、頑張って！」
その後、夕日が完全に沈んだのを確認してから
海を後にした
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二葉（ふたば）(プロフ) - ゆかりさん» 読んでいただき、ありがとうございます(^^) (2018年7月20日 18時) (
レス) id: 90e6df2236 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - ニノしようちゃんの潤君愛してる (2018年7月15日 6時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
二葉（ふたば）(プロフ) - はるさん» はる様！早速ありがとうございます(^^)彼の方が好き好きだと、いつも以上に応援したくなっちゃいますよね(。-∀-)まだまだ、始まったばかりですので、これからの展開もお楽しみに！ (2018年7月7日 20時) (レス) id: 90e6df2236 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 二葉さん新作ありがとうございます！なんだか可愛い二人…男の子の方が好き好きなお話好きです！（好きが多い）これからどうなるのかとっても楽しみです！ (2018年7月7日 10時) (レス) id: b3c5b647ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：二葉(ふたば) | 作成日時：2018年7月4日 23時
