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episode29【side.Kitayama】 ページ30

た「ふふふっ。〜♪」





最近の玉森が…。





せ「な…なんか最近のタマ、怖い…。」





に「やけに上機嫌というか…。」





とにかく怖い。





ただひたすら怖い。





「なぁタマ、気に入った女の子でもできたの?最近、遊んでないみたいだけど。」





藤ヶ谷…!





よくぞ聞いてくれた…!





ふ「まぁでも、タマに限ってそんなこと…「そうだよ。」





えっ…?





「「ええぇぇーーー!!!???」」





思わずそう声を上げた俺たちに、玉森は見たことのない穏やかな表情で…。





た「それにもう俺、絶対、女遊びしないから。それじゃ、もういくね俺。」





少し微笑んで、そそくさと出ていった…。





玉森のそんな姿に…。





ふ「ちょっ、なんで泣くんだよ!?お前ら!」





俺と宮田が号泣し始めて…。





み「だ、だってタマがさ…っ…もうほんと変わってくれて…っ…」





き「あの"玉森"が…あんな立派なことを…っ…!」





珍しく宮田と意気投合したというか…。





なんか…玉森がすっげー成長してくれて、もう我が子のように嬉しくてさ…。





「とりあえず、これで涙拭いて二人とも。嬉しいのは分かるけど!」





そう言って、ハンカチを差し出してくれる横尾。





よ「うわっ!ちょっ、涙を拭けとは言ったけど鼻はかむな!」





ふ「そこは泣くんじゃなくて喜ぶところだろっ!」





いや、だって!





き「感動して涙とまんねーんだよ!」





「宮田はまぁ分かるけど…ミツがそんな泣くとは…ねぇ。」





「ミツにそんな思いやりの心があったとは…ねぇ。」





俺のほうを見てヒソヒソそう話す千賀と二階堂。





丸聞こえだぞ!お前ら!





き「お前ら失礼だぞ!」





に「ごめんごめん、悪口じゃないよ!」





せ「うんうん!褒めてるんじゃん!」





き「どこがだ!」





でも…やったじゃん。





き「玉森…。」

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cyupa222(プロフ) - デビルズラインすきなんですか。? (2019年5月14日 10時) (レス) id: da0b847156 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サクサクコロッケ | 作成日時:2018年11月8日 19時

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