明日はきっと、いい日になる。 (ページ24)

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episode24 ページ24

そこでやっと冷静になって…。

た「なに？今さら抵抗するフリ？」

ベッドから逃げようとしたけど…。

彼に捕まえられて…。

下半身に、彼のものを擦りつけられた…。

た「俺にちょうだいよ…せんせいの体…。」

彼はそう言って…。

あ「あぁっ…！」

一気に貫いた…。

た「ふふっ、やっと大きな声出した。」

彼の視線が、結合部にいく…。

そのときだった…。

た「……嘘。」

た「……なんで。」

た「……せんせい。」

た「……初めて…なの？」

まただ…。

悲しそうな…顔…。

た「……血が。」

傷ついた…顔…。

シーツに、ポタリと落ちた血。

私の…はじめて…。

でも…そんなことはどうでもよかった…。

そんな痛みよりも…。

た「……なんで言わなかったの？」

彼の顔を見るのが…苦しかった。

た「……なんで抵抗しないの？」

私の中から…彼のものがするっと抜ける…。

あ「……玉森くんのことが…好きだから。」

まただ…。

また…涙が…。

あ「だから…玉森くんは…嫌だって思えなかった…。」

自分でも分からないくらい…。

涙と言葉が…溢れてくる…。

玉森くん…。

あ「だから…ごめん…ごめん…なさい…。」

こんなことしちゃいけなかったのに…。

こんな感情を抱いちゃダメだったのに…。

＿＿＿ギュッ

あ「たま…も…」

た「せんせ…せんせい…っ…」

玉森くん…。

た「なんで…俺のこと嫌いにならないの？」

た「せんせいに嫌われれば…諦められるって思ったのに…。」

た「俺なんか…せんせいのそばにいる資格…ないのに…。」

そんなこと…。

あ「そんなことない…嫌いになんてなれないよ…。」

嫌いになるわけがない…。

君が…本当はとっても優しい人だって…。

知っているから…。

君が…たくさん努力してきたことを…。

見ていたから…。