検索窓
今日:2 hit、昨日:13 hit、合計:47,746 hit

episode12 ページ12

た「俺、せんせいのこと…知りたい。せんせいが俺のことを知ろうとしてくれているように。」





た「明後日…明後日のクリスマスイブ、よかったら俺と二人で話しませんか?」





少しかもしれない。





だけど、心をほどいてくれて…それが心から嬉しくて…。





彼の言葉に、涙が出た。





た「じゃあ、クリスマスイブ…約束ね?」





あ「うん!楽しみにしてるね!」





そう約束して、いよいよ今日はクリスマスイブ。





今日は彼と、カウンセリングとしてじゃない話をすることができる。





それが、なんだかすっごく楽しみ。





___prrrrr





あ「教授?…はい、森田です。」





教「あっ、森田?休日に悪いんだけど一回、玉森裕太の診断書とか見たいから、今から俺のところに持ってきてくれない?」





あ「大丈夫ですよ、分かりました!今から向かいますね。」





玉森くんとの待ち合わせに間に合うかな…。





念のため、連絡しておこうっと。





あ「もしもし、玉森くん?」





た「せんせい、どうしたの?」





あ「急用で会社にちょっと書類を届けなくちゃいけなくて…。大丈夫だとは思うけどちょっと遅れるかもしれない、ごめんね…。」





た「いいよいいよ、気にしなくて。それならせんせいの会社の近くで待っているから、俺。」





あ「ありがとう、じゃあまたあとでね!」





た「うん!せんせいに会うの、楽しみにしてる〜。」





よし、早く届けにいかなくちゃ。





彼の書類を持って、家の外に出ると…。





あ「わ〜!雪だ〜!」





空から雪が降り始めていた。





あ「ふふっ、早く行こう。」

episode13→←episode11【side.Tamamori】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (89 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
442人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

cyupa222(プロフ) - デビルズラインすきなんですか。? (2019年5月14日 10時) (レス) id: da0b847156 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:サクサクコロッケ | 作成日時:2018年11月8日 19時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。