episode12 ページ12
た「俺、せんせいのこと…知りたい。せんせいが俺のことを知ろうとしてくれているように。」
た「明後日…明後日のクリスマスイブ、よかったら俺と二人で話しませんか?」
少しかもしれない。
だけど、心をほどいてくれて…それが心から嬉しくて…。
彼の言葉に、涙が出た。
た「じゃあ、クリスマスイブ…約束ね?」
あ「うん!楽しみにしてるね!」
そう約束して、いよいよ今日はクリスマスイブ。
今日は彼と、カウンセリングとしてじゃない話をすることができる。
それが、なんだかすっごく楽しみ。
___prrrrr
あ「教授?…はい、森田です。」
教「あっ、森田?休日に悪いんだけど一回、玉森裕太の診断書とか見たいから、今から俺のところに持ってきてくれない?」
あ「大丈夫ですよ、分かりました!今から向かいますね。」
玉森くんとの待ち合わせに間に合うかな…。
念のため、連絡しておこうっと。
あ「もしもし、玉森くん?」
た「せんせい、どうしたの?」
あ「急用で会社にちょっと書類を届けなくちゃいけなくて…。大丈夫だとは思うけどちょっと遅れるかもしれない、ごめんね…。」
た「いいよいいよ、気にしなくて。それならせんせいの会社の近くで待っているから、俺。」
あ「ありがとう、じゃあまたあとでね!」
た「うん!せんせいに会うの、楽しみにしてる〜。」
よし、早く届けにいかなくちゃ。
彼の書類を持って、家の外に出ると…。
あ「わ〜!雪だ〜!」
空から雪が降り始めていた。
あ「ふふっ、早く行こう。」
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cyupa222(プロフ) - デビルズラインすきなんですか。? (2019年5月14日 10時) (レス) id: da0b847156 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:サクサクコロッケ | 作成日時:2018年11月8日 19時