検索窓
今日:5 hit、昨日:8 hit、合計:28,999 hit

恋人54 『沖田勝ちルート13』 ページ9

「そんな嫌がる素振りはしてやせんでしたけどねィ」
「君のその自信は何処から来るの、ねぇ。
何処から来るの」

沖田くんは自分の彼女が決して自分の元を離れないと信じ込んでいるらしい。

実際本当にそうだろうけれども、
その自信は一体何処から来るのか問いたいものだ。
何か特殊な調教でも施しているんだろうか。

「嫌がってたにしたって、
完全無視までしやすかィ、普通。
拒絶ですぜィ、アレ」

不機嫌そうにストローを噛み、じゅこーと音を立てて飲み干す。

「拒絶…には見えねぇけどな、俺は」

吹っ飛ばされた時だって酷く焦ってたみてぇだし、
何より後ろから追い掛けてきた沖田くんに怯えてたみてぇだった。

「んじゃあ、何なんですかィ」
「………愛情表現?」
「適当ですよねィそれ」

…バレちった。

正直言うと女の考えることなんざ
ちっとも分かりゃしねぇ。

「良くわかんねぇが、
拒絶よりもっと深い訳があんじゃねぇの?」
「訳………」

そこでにたぁ、と笑ってやる。
案の定、沖田くんはそれを見て不愉快そうに顔をしかめた。

「他の男にも惚れちゃって〜、
沖田くんどうしようか考えてたりね〜?」

その言葉を聞いて目を見開き、
そしてもっと不機嫌そうに舌打ちして金を置かずにさっさと立ち上がる。

脱いだ上着を肩に引っ掛けて、
さっさとファミレスから出ていった。

「…一回くれぇ奢ってやるよ。
せいぜい青春してろクソガキ共」

ー*ー*ー
銀さんマジ保護者。

恋人55 『沖田勝ちルート14』→←恋人53 『沖田勝ちルート12』



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (56 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
94人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 夢小説 , 沖田総悟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

千影(プロフ) - ルカさん» 大丈夫よ〜(*´▽`*)(日本語変なのは気にしない気にしない←)いってらっしゃい〜!でも、ホントに下手だよ!? (2015年5月5日 0時) (レス) id: 6eb58cf28f (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 千影さん» レス遅くなったぜ!!ごめんだぜ!(日本語変w)今から見てくる〜〜!! (2015年5月4日 23時) (レス) id: f3acc61247 (このIDを非表示/違反報告)
千影(プロフ) - ルカさん» (´△)/ナイナイナイナイトンデモナイ←頭可笑しいね、うんwあ、作ったよ〜wさっき作ったばっかだけどw私の絵見たら目が腐るよ?下手すぎてw← (2015年5月3日 19時) (レス) id: 6eb58cf28f (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 千影さん» うん。申請してたの見たw上手かったwwつくったら絶対見るよー>< (2015年5月3日 16時) (レス) id: f3acc61247 (このIDを非表示/違反報告)
千影(プロフ) - ルカさん» はやっ!うちも作らなきゃw一応、申請してきたぜw作ったら見てね〜(*´▽`*)下手やけどwおう!頑張ろう! (2015年5月2日 17時) (レス) id: 6eb58cf28f (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ルカ | 作成日時:2015年4月8日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。