恋人60 『沖誕4』 ページ15
＿＿＿とにかく、ここは上手くやり過ごさなければ。
「総悟は？何しに来たの？」
何食わぬ顔で用事を聞くと、
総悟は畳にどっかりと座る。
居座られると今は凄く困るのだが。
「そろそろ起きて貰おうと思いやしてねェ」
「そう、起こしに来てくれたのね。
ありがとう。
それじゃ、私仕事しなくちゃ…」
立ち上がった私の着物の袖を掴み、
引き止めた総悟。
その赤い瞳がゆらりと揺れる。
「近藤さんがもう今日は休めって言ってやしたぜ」
「え？休み…、そう。
近藤さんのご厚意だから、受け取っておくのが良いのよね…」
その揺れた瞳に知らんぷりをして、
独り言のように呟く。
「そうね、休ませて貰おうっと」
「実は俺も今日、非番なんでィ」
『此処まで言えば分かるよな？』
とでも言いたげににやりと笑う。
＿＿＿うーん、
そう簡単にいかないか…。
「そうなの？良かったじゃない。
じゃ、私はもう一眠り＿＿＿」
にこ、と笑い、再び立ち去ろうとすれば、
さっきより強く袖を引っ張られ、
バランスを崩して畳の上に転がる。
そんな私に覆い被さる総悟は、
不満そうな顔をしていた。
「A、今日何の日か覚えてるかィ？」
＿＿＿此処まで来てしまえば諦めるしかない。
「ええ、覚えてるわ。
総悟の誕生日、でしょ？」
「なら話ははえーや」
ぐ、と顔を近付けてきた総悟の口を、
慌てて塞ぐ。
「ダメ」
「…何の真似でィ？」
不機嫌になり始めた総悟の口調が
段々イライラしたものになってくる。
私は顔を歪めて答えた。
「何で誕生日プレゼントが毎年私なの？
ただ単に抱きたいだけなんじゃないの？」
そんな不安げな声を、言葉を出した私に、
総悟は鳩が豆鉄砲を喰らったような顔をした。
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千影(プロフ) - ルカさん» 大丈夫よ〜(*´▽`*)(日本語変なのは気にしない気にしない←)いってらっしゃい〜！でも、ホントに下手だよ!? (2015年5月5日 0時) (
レス) id: 6eb58cf28f (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 千影さん» レス遅くなったぜ！！ごめんだぜ！(日本語変w)今から見てくる〜〜！！ (2015年5月4日 23時) (レス) id: f3acc61247 (このIDを非表示/違反報告)
千影(プロフ) - ルカさん» (´△)/ﾅｲﾅｲﾅｲﾅｲﾄﾝﾃﾞﾓﾅｲ←頭可笑しいね、うんwあ、作ったよ〜wさっき作ったばっかだけどw私の絵見たら目が腐るよ？下手すぎてw← (2015年5月3日 19時) (レス) id: 6eb58cf28f (このIDを非表示/違反報告)
ルカ(プロフ) - 千影さん» うん。申請してたの見たw上手かったwwつくったら絶対見るよー>< (2015年5月3日 16時) (レス) id: f3acc61247 (このIDを非表示/違反報告)
千影(プロフ) - ルカさん» はやっ!うちも作らなきゃw一応、申請してきたぜw作ったら見てね〜(*´▽`*)下手やけどwおう!頑張ろう！ (2015年5月2日 17時) (レス) id: 6eb58cf28f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルカ | 作成日時：2015年4月8日 22時
