【おそ松さん】六つ子の皆さん。血を吸うのは良いのですがセクハラはやめて下さい！【吸血鬼松】【セクハラ松】 (ページ23)

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第十九話『路地裏ヒーロー』ページ23

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「ねぇ、お兄さん達～。俺の女になにしてくれちゃってんのかな～？？」

男達が一斉に声のする方を見る

するとそのうちの一人が「なんだてめぇ！」と声を荒げる

『い、一松様っ...！』

一松様はまるで大丈夫だ。と言うかのように、二コリと優しく微笑む
その笑顔になんだか自然と心が落ち着く

一松は男達をギロリと睨む

すると男達がリーダー(？)の合図でリーダー皆で一松に一斉に飛びかかる

掴まれていた髪を放されその場にペタンと座り込む

一松が危ない

そんな考えとは裏腹に一松は男達の攻撃をかわし殴っていく

なんだか男達を殴ってる時の一松の口角が微かに上がっている気がする

いや、笑ってる

私は一松に少し恐怖心を抱いた

一松の攻撃に次々と倒れていく男達

あっという間に男達はやられてしまった

す、凄い

一松様は手でパンパンと砂をはたくと私に手を伸ばした

一松「大丈夫？」

『あ、はい。ありがとうございました。』

一松「ん...僕達がいないときは、あんまり危ないところには行かないでね」

『は、はい。分かりました。すいません...』

そんなに落ち込まないで。と言って一松は私の頭を優しく撫でてくれた