33曲目 ページ4
彩side
凛「では、改めまして、葵 凛華です。今回のライブのマネージャー兼演出を担当します。」
『歌い手のいろなです。今回、お誘いいただき、ありがとうございます。
ライブは初めてなのですが、精一杯頑張ります。よろしくおねがいします。』
私の前には、葵さんと、照明・音響スタッフさん、など、計6名ほどがそろっている。
「はいじゃあ、まず、何を歌うかから決めて行こうか。
いろなさんには、ライブの中盤、シークレットゲストとして登場していただきます。」
ごくんと息を呑む。
だって、選曲はとっても大事。
私の魅力を最大限に出すために、相性のいい曲を選ばなければいけないもの。
凛「ソロでは3曲ほど歌うとして、
いろなさんのオリジナル曲、[はじめの、はじめの、だいいっぽ。]は欠かせませんね。」
うん。・・・・・ん?ソロ
『あ、あの、ソロ以外にも歌うんですか?』
恐る恐る聞くと、葵さんは笑顔で頷いた。
凛「もちろんです!ラストに全出演者で歌う曲に加え、
96猫さんと天月さんとのデュエットをしてもらいます!」
葵さんはうっとりとした顔をする。
いやいやいや。ちょっと待って。
『えーっと、他の出演者さんとの顔合わせは当日までないんですよね?』
「ええ。いろなさんが登場して、初めて、他の出演者さんは知ることになります。
もちろん、来てくれるリスナーさんも。」
・・・・!?←
えっ?じゃあ、当日のリハも顔合わせなしなの!?えええええええ!!!???←
『え、じゃ、じゃあ、本当に、私が登場するまで、誰とも顔合わせはしないんですか?
デュエットとかも、全部、ぶっつけ本番!?』
「はい。そういうことになりますね。」←
・・・・嘘でしょ?初のライブ、こんなハードル高いの!?
私はもう、思考停止状態だった。
凛「あ、そうそう、これ、ライブまでのスケジュールです。
たまにカメラが入ったりしますが、気にしないでくださいね!」←
気にしますっ!←
スケジュールには、ダンスやボイスレッスン、リハや衣装合わせなど、びっしり。
私が昇天しかけている間にも、話し合いはどんどん進み、
私が歌う曲と、その順番も決まった。
そして最後に、葵さんに笑顔でこう言われた。
凛「他の出演者さんと比べて、出演時間は短いですが、
本番より、リハのほうが体力使うので、体力の強化をしておいたほうが良いですよっ♪」
し、死ぬ・・・。←
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くう - いきなりすみません!ちょこさん、多分それはまーしぃの“ま”だと思います!あ、とってもおもしろかったです! (2020年5月15日 18時) (レス) id: 3b96f8a338 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこ - 前作の志麻くんの「ま」が間違っていますよ〜! (2020年1月26日 17時) (レス) id: dc3aadf988 (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - Kさん» うん!!続編もよろしくね!! (2019年9月13日 21時) (レス) id: 36fa550942 (このIDを非表示/違反報告)
K - 続編行くんだねー! (2019年9月13日 20時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
K - あ、また更新されてるー♪面白い!(そらるお母さんってwww) (2019年9月9日 13時) (レス) id: 70bbe6910f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りぃな | 作成日時:2019年8月28日 16時