7話 ページ10
『ふわぁ〜。疲れた、まさかそのまま告白シーンあると思わなかったわ。花買っておしまいだと思ってたわ』
「良く頑張ってたよ、演技うまいんだね」
『まぁね』
一応演劇部では部長やってたしね。まぁ多分、高人さんが見たらぶっコロされそうな位の大根なんだろうけど…。
『ねぇ、色々聞きたいんだけどさ』
「なに?」
車を出しながら神さん…弥神さんは応えた。
『運転免許持ってるの?』
「うん、ゴールド^^」
oh…神かよ(←神だよ)
『私の家は?』
「今送ってるとこ」
『高校の近く?』
「まぁまぁかな?直ぐに気に入ると思うよ」
『気に入る?』
そんなにいい場所なのかな?寝起きするだけの場所だし、なんなら学校に住もうとか考えてた位なんだけど…。
「着いたよ」
『え?ここ…』
すっごく見覚えがあるとこ来たよ。なんなら今朝、ここから登校したよ。
「西條Aくんは、兄である西條高人と二人暮らしです」
スッゴい笑顔で宣言してきた弥神さん
『マジでか…‼』
「マジです。ってか学校近くのアパート探すの面倒くさかったから」
おい、今の発言で感謝度20%位減ったぞコラ。
「学校へは私が送るよ。御千の送り迎えあるし」
『みち?誰それ』
「息子だよ。下界は時間の流れが早いから、御千をここの学校に通わすことにしたんだよ。人間の事をよく知るきっかけになるしね」
なんでも神は下界(ここ)に居るときは人間と同じ時間を歩み、同じように成長するらしい
『家はどうするのよ』
「え?同じマンションだよ」
神ってなんでもありかよ…。
『兄ちゃん帰ってるかな?』
「え?なんで?」
『いや〜、よくチュン太に拉致られてるから』
そういう漫画だから。高人さんクソカワだから、兄なのかぁ…。手ぇ出したらチュン太にコロされるな。いや…逆に弟の特権を使えば…‼
『ぐふふ…』
「大丈夫?笑い方だいぶキモいけど…」
『いや、人生最大にいいこと思い付いた気がして笑いが堪えきれなかった』
「言っとくけど、遥人くん西條高人と東谷准太の関係まだ気づいてないからね」
『え?なにそれ。つまんねーの(ボソッ』
「聞こえてるよー」
『さぁなんのことー?』
私、イイ子、ダカラ、ワカラナイ
「(神が心の声聞こえること教えないでおこうかな?)」
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KoKoRu(プロフ) - Liteさん» ありがとうございます (2019年4月14日 15時) (レス) id: d7fc5a5ec1 (このIDを非表示/違反報告)
Lite - この小説ほんと神です! (2019年4月2日 21時) (レス) id: 786bb358f0 (このIDを非表示/違反報告)
KoKoRu(プロフ) - あっぷるさん» ベーコンレタス大歓迎なんでじゃんじゃんください! (2019年2月21日 23時) (レス) id: caeda5d4e9 (このIDを非表示/違反報告)
KoKoRu(プロフ) - あっぷるさん» リクエストありがとうございます!!!受験とかいろいろ重なって返信遅れました!!続編の今の話が終わった頃でよろしければお待ちください!!ってか書きたい!書く!!! (2019年2月21日 23時) (レス) id: caeda5d4e9 (このIDを非表示/違反報告)
あっぷる - いやまじ最高過ぎた。24話の零くんエ、エロ...。私も零くん最推しなので、主人公様の気持ち良く分かりますwリクエストで、零くんと薫くんに迫られるみたいなやつ、お願いします!wホントベーコンレタス加速させる様なリクでスイマセン( ̄▽ ̄;) (2019年1月1日 13時) (レス) id: c35aa16713 (このIDを非表示/違反報告)
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