【だかいち】【あんスタ】【男主(？)】転生したら最強ポジションに就きました

11話 ページ14

吸って、吐いて、吸って、吐いて…


　「おら、何してる。入ってこい」
　『は…はい！』


ロボットのようにカチコチになりながらも教室に入った。私が教卓横に立ったのを見て黒板に西條Aと意外にも達筆な字で書いた

　「…自己紹介」

　『はい、…はぁ。…西條Aです！みなさんの足を引っ張ることもあるとは思いますが、よろしくお願いします！

　あっ、名字で呼ばれるの苦手なんで気軽にAって呼んでください』


　「はいはーい、Aはお金貸してくれる系？それとも、残念ながら貸してくれない系？」


　「転校生に突然何を聞いてるんだ…。あと、普通は貸さないぞ」

キャー、スバルとホッケ〜だ！好き！神コンビ！同じクラスになるなんて…。


　「氷鷹、明星黙らせとけ」

あっ、そうだ…。

　『あの…俺の席は？』

　「あー、あの窓側。一番後ろ」

あっ！アドニスの後ろだ！感激！！私はスキップするのを我慢しつつ、まっすぐに席に着いた

　「乙狩アドニスだ。よろしくな」

　『うん！よろしく、アドニスって呼んでいい？』

　「かまわない、俺もAと呼ぶ」


キャー、アドニスとソッコー友達になっちゃった。もう高校生活安泰だ〜‼

　「おーい、静にしろ〜。あっ、そうだ。西條は昼休みに職員室に来るように」






　『…え？なんで？』

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