小さなマフィアと 18 ページ20
『ちょっ中也さん待ってください、
さっきのはちょっとしたジョークですから退いてください!』
今は、押し倒され、馬乗りのような状態で
私は起き上がる事もままならない。
「何されても構いません。ったのは
どこの誰だったけなァ」
『そ、それは、
ちょっと悪戯したかっただけで………』
自分で言った言葉なのに
こうやって聞くとなんだか凄く恥ずかしい。
「じゃあ次は、
俺がAに悪戯する番だよなァ」
考えもしなかった言葉に驚いたものの、
身の危険を感じた私の身体は逃げようとする。
……………………が既に遅く。
『う”っ……………中也さん、重っ』
私の体には重力がかかっていて、それどころじゃなかった。
数秒して、重力から解放されたと思うと、
唇から自分とは異なる体温が伝わってくる。
『んっ……ひゃっ……………………///』
前みたいに触れるだけの接吻ではなく、
今回は舌が入ってきて、
私の頭は一瞬で真っ白になった。
『……ちゅうや…やめ………///』
私が途切れ途切れにそお言うと、
中也さんは一度口を離した。
「手前ェ、その顔誘ってんのかァ」
中也さんは涙目になった私の顔を見てそお言うと、
ニヤリと笑い、私の太股をスッとなぞった。
『ひゃっ///……ちがっ』
「煽ったのはAだからな、」
そう言うと中也さんは先刻より楽しそうな笑みを浮かべた。
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謝花 - ああああああ作者様コアまる様ああ中也さんカッコいいです!!!!!!! (2019年4月9日 10時) (レス) id: cfb76e4621 (このIDを非表示/違反報告)
キョウヤ - 中也アアアアアアアアアア!!!可愛いしかっこいいとか反則だろおおおおおおおお!! (2019年4月7日 22時) (レス) id: 04d7a5d2e9 (このIDを非表示/違反報告)
しあ(^.^)/ - どうぞ襲ってください・・・中也スキィィィィィィィィィィ!!←(早速叫ぶただのバカ) (2019年3月29日 11時) (レス) id: 47dd478da4 (このIDを非表示/違反報告)
コアまる - しあ(^.^)/さん» 私も、色々叫びまくるのでwww、宜しくおねがいしまーす! (2019年3月29日 8時) (レス) id: 9253a79ced (このIDを非表示/違反報告)
コアまる - しあ(^.^)/さん» こんなにたくさんコメントしてくれて、凄く嬉しいです! (2019年3月29日 8時) (レス) id: 9253a79ced (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:コアまる | 作成日時:2019年3月15日 15時