お気に入り者数700人突破記念特別ストーリー〜2番手組〜 ページ46
花魁の服は2度と着ないと心に決めたのは記憶に新しいが、その決意を秒で砕く出来事があった。
いわば、フラグ回収というやつである。
兄さんが私の花魁姿を二郎と三郎に見せた。
もちろん、他のディビジョンも同じだろう。
鳴り止まないスマホの通知に頭を抱えている。
これは、明日も着ることになりそうだ。
なんてこった。
一二三｢やばい！Aちゃん、やばい！｣
語彙力を時速180キロで全力投球した一二三さんは私の周りをぐるぐる回りながらやばい！を連呼している。
二郎「姉ちゃん、姉ちゃん...それは...それは可愛いけど...、姉ちゃぁん...」
二郎は顔を隠しているがちらちらと私を見ている。
銃兎「馬子にも衣装ですね」
冷めた目線を私に送ってくる割には私から目を離さない銃兎さん。
反応は満更でもなさそう。
幻太郎「...」
ただただ黙って私を険しい表情で見つめてくる幻太郎。
こわしんぐとぅーまっち。
おーまいごっとふぁーざー降臨。
よいしょ。
意外と気に入ってた芸人だったりする。
消えたけど。
銃兎「昨日、左馬刻から花魁の意味を知らなかったと聞いていますが？」
『...』
ゆっくり外を見る。
あぁ、空が青い。(今日はくもり)
幻太郎「その様子だと調べたみたいですね」
『...』
あぁ、あんなに白い雲は気持ちよさそうに泳いでるではないか(白い雲なんてない)。
私の悩みなんてちっぽけ...
な訳あるか。
どうしよこの状況。
二郎「姉ちゃん、やんねぇから！」
一二三｢二郎くんのじゃないもーん！｣
私の周りを回り続ける一二三さんはもうバターになる勢い。
まだ、回ってんのかい。
『私、着てるだけです。何もしませんからね』
幻太郎「A、それはフラグでは？」
『...』
昨日の夜フラグを3秒で回収したんだった。
二郎「ねねねねね、姉ちゃんにそんなことさせねぇし...！」
銃兎「ガキは引っ込んでろ」
二郎「あぁ！？」
一二三｢じゃあ、俺っちがAちゃん貰うー！｣
幻太郎「出来るわけないじゃないですか」
いい笑顔で幻太郎がいう。
一二三「夢野サン？」
なんか、2人1組で喧嘩しだした。
逃げれるんじゃね？
よし、逃げよ(バレなかった)
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桜子(プロフ) - 夜月さん» 二郎「だって、姉ちゃんのこと馬鹿にされたと思ったんだもん...あ、姉ちゃんの花魁姿はしっかり写真撮ったから安心して！」 (2019年4月21日 21時) (
レス) id: ff724fe003 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - うわ、マジか。どんだけみんな喧嘩に夢中なの...？？ (2019年4月21日 16時) (レス) id: 3ca5c6783d (このIDを非表示/違反報告)
桜子(プロフ) - 夜月さん» 帝統「そうかそうか！楽しんでんだな！これからも楽しんでくれよ？」 (2019年4月20日 7時) (レス) id: ff724fe003 (このIDを非表示/違反報告)
夜月 - ww純粋な夢主ちゃんが新たにいるけどいらない知識を覚えて落ち込んでるw相変わらず面白いですわw草しか生えん← (2019年4月19日 23時) (レス) id: 3ca5c6783d (このIDを非表示/違反報告)
桜子(プロフ) - 叶夢さん» 乱数｢うーん...ごめんねっ先にリクエストがあったんだ...うえーん！次！またリクエスト頂戴？｣ (2019年4月19日 22時) (レス) id: ff724fe003 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜子 | 作成日時：2019年4月5日 22時
