検索窓
今日:2 hit、昨日:24 hit、合計:53,060 hit

ページ10

カラン、とビー玉の音が聞こえた。






「君達〜駄菓子持ってない?」





声のした方を向くと、ハッチング帽にワイシャツ、水色のネクタイにポンチョ。

不揃いの前髪は肩まで伸びており、糸目の少女はさぞ当たり前のように口にした。


_______




「えっと……駄菓子ですか?」



眼鏡の少年が不思議そうに少女に話しかける。



「うん。君、聞こえなかったの?」





「………てゆーかアンタ誰だよォォォ!?何なんですかアンタ!当たり前のように此処にいてぇ!!」



とうとう逆ギレ。


しょうがない、Aは元々そういう性格なのだから我慢しろ、新八。



「……お前、あの時の…!」



チャイナ服の少女__基神楽はびっくりしたようにAを見る。




「ん、君はあの時の夜兎族の娘だね。」



ラムネを飲みながら神楽の方を見るとニッコリと笑い。



「あの時の酢昆布美味しかったでしょ。」





「もちろんネ!凄く美味しかったアル!」




駄菓子に花を咲かせている二人に銀時は誰だ彼奴と声を出す。
妙はさぁ?と言ってダークマターを出そうとするが新八によって止められているカオスな状況だ。



「僕は名探偵__江戸川Aさ!!
やァ、君達は人生の9割損をしているよ!この僕を知らないなんてね!」



ケラケラと笑うと、銀時は目を細める。




「お前本当に名探偵か?どっかの小さくなった某眼鏡の奴じゃないんだからぁ…」




呆れたように言う銀時にAは頬を膨らませると、手をハッチング帽のつばを上にちょん、と上げる。





「なら、僕が証明して見せようじゃあ無いか!!」





「やれるものならやってみろよ〜名探偵とやら!」



煽る銀時に対してAはケラケラと嗤うと、懐から黒縁の眼鏡を出し、かける。

゛→←第二章__盛り合わせセットって自分の好きなもの無いと壁に投げつけたくなるよね。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (125 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
243人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 文スト要素あり
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

審神者は霊力豊富 - ごめんなさい間違えました (2023年2月19日 21時) (レス) id: 01ecb0b19e (このIDを非表示/違反報告)
審神者は霊力豊富 - 夢主が文ストの世界に行くという感じみたいなです。私もテスト期間中なので大変ですけどテストが終わって落ち着いたら書いてもらいたいです長々と失礼しました (2023年2月19日 21時) (レス) id: 01ecb0b19e (このIDを非表示/違反報告)
審神者は霊力豊富 - 夢主が文ストの世界に行くという感じみたいなです。私もテスト期間中なので大変ですけどテストが終わって落ち着いたら書いてもらいたいです長々と失礼しました (2023年2月19日 21時) (レス) id: 01ecb0b19e (このIDを非表示/違反報告)
危険因子…テスト期間につき更新停止中(プロフ) - 審神者は霊力豊富さん» 成る程……文ストの世界線と言うとどのような感じでしょうか…? (2023年2月19日 10時) (レス) id: 6eb434b1d5 (このIDを非表示/違反報告)
審神者は霊力豊富 - これは逆に文ストの世界線を読んでみたいです! (2023年2月19日 0時) (レス) @page33 id: 01ecb0b19e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:危険因子 | 作成日時:2022年11月27日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。