【銀魂】 〜黄金の舞姫〜 第二章

第五十二訓 ページ25

万事屋に来たA


ピンポーン

新「はーい
　あ、Aさん！」

A「こんにちは
　今入ってもいいか？」

どうぞ、と招き入れられたA
中に入ると、
机を挟んで対峙する万事屋組とエリザベス

A「…主は小太郎のところの…」

エ[！！真選組の！！]

身構えるエリザベスにAは言った

A「あ、いや…今日は私情で来たから大丈夫じゃ」

そんなAに銀時は声をかけようとする
が、そこに一件の電話がかかってきた

銀「チッ…
　あー、もしもし万事屋ですけどー」

少しして電話が終わると、銀時は玄関へ向かっていった

神「銀ちゃんごこ行くネ！」

銀「仕事ー、A、ゆっくりしてけよ」

銀時はふらりと出掛けていった

A「なんじゃアイツ」

その後、新八と神楽と３人でエリザベスの話を聞いた
その内容は、桂が数日前から帰ってきていないよいう物だった

場所は変わり、４人は河原にいた

新「ここで、血濡れの所持品を…？」

エリザベスは、この河原で血濡れた桂の所持品を発見していた

エ[もしかたら桂さんは…]

うつむくエリザベス

バキィッ！！

新八がエリザベスを殴り、掴みかかる

新「お前が諦めてどーする！桂さんはお前が捕まった時もあきらめなかったぞ！！
　なんとか言えよ！言ってみろ！！」

目を血走らせて言う新八
そんななか、エリザベスから聞こえるはずのない声が聞こえてきた

エ「いてーな、離せよ。ミンチにすっぞ」

新「すいまっせんでしたぁぁ！！」

そんな２人を無視して話をする神楽とA

神「私は定春と探ってみるネ
　A姉はどうするアルか？」

A「あー…
　わっちは単独で探してみる」

神「了解アル！
　じゃぁ行くネ！！」

A「あぁ、気をつけてな」

定春と去って行った神楽を見届けた後、新八たちに言った

A「じゃ、わっちも行くでありんす
　仲良くやりなんし」

Aも去っていた


新「あ、あの・・・
　よろしくお願いします」

エ「ペッ！」


そこには座りこむ新八と、つばを吐くエリザベスだけが残されていた

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