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第五十訓 ページ23

近くの茶屋に入ったAと神楽

そこで団子を頼み、話をすることにした

A「なぁ、神楽・・・」

神「ちょっと待つネ
 わたしからもA姉に聞きたいことがあるアル」

Aの言葉を神楽がふさいだ

A「なんじゃ?」

神楽はモグモグと団子を食べながら話した

神「この間、わたしのパピーが地球に来たネ
 その時
 ≪黄金の舞姫はいないのか≫
 って、わたしと銀ちゃんに聞いたアル」

Aはそうか、と言った

神「その舞姫って、A姉のことでショ?」

A「なぜ、わっちだと?」

神楽は追加の団子を頼むと、また話した

神「その後、パピーと銀ちゃん2人で話してたヨ
 その話少し聞こえて、真選組〜とか聞こえたアル」

A「なるほどな・・・
 よくわっちだと分ったな」

追加の団子をまた食べた神楽
笑いながら言った

神「ふふん、わたしも成長したネ!!」

神楽はふと真剣な顔になって言った

神「…A姉、鬼神族の血が入ってるアルか」

A「…それも、2人の会話で聞いたのか」

神楽はうなずいた
Aは心の中でその2人に毒づいた

A「驚いたか?」

神「納得したネ
 最初に会ったときからちょっと思ってたけど…
 でも、びっくりアルな!鬼神の生き残りがA姉なんて…」

Aはフッと笑った

A「わっちもだ
 まさか江戸で、しかも知り合いのもとで夜兎に会うとは思っていなかった」

2人は顔を見合わせて笑った

A「わっちの聞きたかったこと、すべて言われてしまったな…」

神「A姉も同じこと考えてたアルか!」

茶屋を後にした2人は、万事屋へ戻って行った

A「神楽、このことはわっちと神楽の秘密だぞ?」

神「秘密アルか!大人の響きネ!!!」


のびる2人の影の距離が、以前よりも近づいているように見えた

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黄羅(プロフ) - ななさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けてうれしいです!そしてご指摘もありがとうございます。区切りの良い所まで行ったら設定を大幅に変えようか検討中です。その際にはお知らせ致しますので、これからも見て頂けたら幸いです! (2021年2月5日 5時) (レス) id: 3f33cf0222 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 楽しんでいつも見てます!高杉との絡みがあって嬉しいです! ただ月詠口調がやりすぎじゃないかなって気になりました。 (2021年2月5日 4時) (レス) id: becceb0046 (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ - 更新楽しみに待ってます! (2015年3月12日 14時) (レス) id: a76acd2a98 (このIDを非表示/違反報告)
桃果銀魂LOVE(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます♪ (2015年1月24日 8時) (レス) id: 3c29a828b5 (このIDを非表示/違反報告)
ミシェル(プロフ) - 続きィィイイ〜!!見たい〜!!一国傾城篇とか!! (2015年1月2日 1時) (携帯から) (レス) id: eac2cfa6e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄羅 | 作成日時:2013年7月30日 20時

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