【銀魂】 〜黄金の舞姫〜 第二章

第四十八訓 ページ21

土A「「…総悟ォォォォ！/！？」」

突如発砲した沖田に慌てる2人
そんな2人に沖田は言った

沖「昔近藤さんがね、もし俺が敵に捕まっても迷わず俺を撃てと言ってたような言ってなかったような」
A「そんな曖昧な理由で撃ったのか」

その砲撃に慌てる山崎達

山「撃ったァ！撃ちやがった！」
銀「ホントに仲間なんですか！？」

その2人とは別に、頭に木が刺さった近藤
その影響で、記憶を取り戻したようだった

先程の攻撃で、拘束されていた板が取れたので逃げようとする近藤
だが、銀時だけは板がはずれず、動けずにいた
自分に構わないで行けという銀時だったが、記憶のない銀時に罪はないといい、銀時の拘束を解く近藤
そしてその拘束が解け、マムシ達から3人が離れた瞬間に土方が指示を出す

土「撃て！」

何発もくる大砲に、マムシも対抗し蝮Zを発射させた

その攻撃が、逃げていた銀時達の元へ直撃しようとしていた
このままでは全員助からないと思った近藤は、銀時と山崎を押し飛ば、2人を攻撃が当たらない場所へと避難させた
2人は無事だったが近藤は意識を失った

その様子を見てマムシは高笑いをする
蝮Zの威力を豪語し、地に伏す銀時達を嘲笑った

マ「さぁこいよ！じゃないと次撃っちまうよ！」

それを悔しげに見る銀時の前に、２つの人影が現れた

「どうぞ撃ちたきゃ撃ってください」
「江戸が焼けようがしったこっちゃないネ」
「でもこの人だけは撃たれちゃ困ります」

神楽と新八だった
銀時は何故ここにいるのだと、自由にしていいと言ったはずだと言った
しかし銀時は2人によって顔面を地面にぶつけられる
そして2人はいった
好きでここにいると
何故…と思う銀時の前に、またたくさんの人影がならんだ

A「そういうことじゃ」
土「撃ちたきゃうて」

様々な暴言をマムシに投げる一同

マ「上等だ！お前らごと消してやる！」

その言葉を皮切りに一同は蝮Zへ向かっていく
同じように向かっていった新八に何かが声をかけた

「新八、木刀もってきただろうな」

記憶を取り戻した銀時だった
木刀を受け取った銀時は誰よりも早く駆け、蝮Zの前に立つ
そして、蝮Zを破壊した

戻ってきた銀時は、神楽と新八に背をむけながら言った

銀「けーるぞ」

2人は満面の笑みを浮かべ、銀時のあとを追った

Aはその背を眺めた
そして、ふと先程倒れた近藤へ目を向ける
そこには、近藤へ語りかける山崎もいた

山「ね、局長」

近「君は誰だ？」



A「・・・」

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