【銀魂】 〜黄金の舞姫〜 第二章

第四十一訓 ページ14

Aと土方が沖田をみつけた後・・・

３人はファミレスへと入って行った

そこで銀時も呼ばれ、煉獄関の件は忘れてくれ、と土方に頼まれた

銀「都合のいい話だな・・・
　その様子だと、お前らも何が行われてるか知ってるらしいな
　大層な役人だなぁ、目の前で犯罪が起きてんのにしらんぷりたぁ」

土「いずれウチがつぶすさ」

土方は銀時の嫌みに何事もないように返す

A「ただ、まだ早いんじゃ
　今は、下手をすればこちらも潰されかねん・・・」

そんなAの言葉に沖田は反応した

沖「Aさん達、もう全部掴んで・・・」

そんな沖田に、土方は少しばつの悪そうな顔をし、近藤さんには言うなよ、と言った

土「あそこで動いてるのは天導衆
　…この国の実権を握ってる連中だ」

銀時とAは、よく耳にしていた名前を聞き、少し顔をゆがめた

土「あの趣味の悪ィ格闘技場は
　その天導衆の遊び場なんだよ」

その場に静かな沈黙が訪れた

その中、銀時がフッと笑いながら口を開いた

銀「んな事、とっくの昔から分かってるぜ
　アイツらがそんな事をする連中だっつー事はな」

銀時は、少し鋭い目つきになったが、すぐにいつもの目つきに戻った

銀「・・・俺は万事屋だ
　依頼主の頼みは受けるだけさ」

じゃーな、といい銀時は片手を上げて店を出て行った


A「・・・ハァ
　アイツはホントに馬鹿なんじゃな・・・」

Aは深くため息を吐いた

A「どうする？」

土方と沖田に問いかけた

２人は全く同じ答え、行く、と答えた

３人はファミレスを後にし、万事屋へと向かって行った


next→part3

第四十二訓→←第四十訓

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す