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第三十九訓 ページ12

沖田と神楽を倉庫から引きずりだしたAと新八は、何かにやられてしまった隊士たちが寝ている部屋へ向かった

A「・・・確かめるぞ」

部屋へつくと、Aと新八は寝ている隊士を1人ずつ調べた

新「やっぱり・・・
Aさん、どうでしたか」

A「こちらにも全員あった・・・
 蚊にさされたような跡が」

2人は倉庫にいたとき、蚊取り線香によって逃げたと思われることに気付き、あれは蚊ではないかと考えた
それを確かめるために隊士たちを確認していた
するとやはり、蚊に刺されたような跡が全員にあったのだ

A「さて・・・ どう対策しようか」

しばらく考えていた2人だったが、新八があ、と声をあげた

新「すいません、僕、神楽ちゃんたち見て来ますね
 ・・・気絶させたままだったし」

A「あぁ、分かった」

そう言うと、新八は廊下へと出て行った

それを見届けたAは再び考えようとした
しかし、その思考は外から聞こえた大きな物音に消された

A「なんじゃ??」

気になって、襖をあけて外を見てみる

A「・・・どういう状況だ、これは」

そこには、銀時が立っていた。その足元には土方と、髪が長く、赤い着物を着た女が倒れていた・・・


その後Aは銀時からあったことを聞いた
どうやら、この女を倒したのは土方と銀時、2人の連携らしい

そして今、近藤と始めとして隊士たちは女に事情を聴いていた

聞いたところ、この女は蚊の天人で血がどうしても必要になったようだ。
そこで、絶好の血の吸い場として、真選組を見つけたようだった

そんな事情聴取を縁側にて眺めていた銀時と土方・・・

銀「ったくよぉ・・・迷惑な話だぜ。
 それにまさか、鬼の副長と恐れられる男がオバケを怖がるとはねぇ
 神様もびっくりだわ」

土「あれはビビってたんじゃねーよ。おめぇの方こそビビってただろーが」

銀「いや、あれは武者震い的な何かだから。毎回こーゆ−のやって欲しいくらいだからね?うん」

土「いやいやいやいや、俺だって・・・」

2人が言い争っていたとき、ガラっと襖が開いた

神「銀ちゃーん、そろそろ帰・・・・」

A「土方ー、あの天人の始末を・・・・」

神、A「「何してるアルか/何しとるんじゃ」」

銀・土「「いや、コンタクと落としちゃって」」

コンタクとを言い訳に軒下に潜った上司2人を見て、Aと神楽は1つため息をついて呟いた



「「アホ・・・・」」

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黄羅(プロフ) - ななさん» コメントありがとうございます。そう言って頂けてうれしいです!そしてご指摘もありがとうございます。区切りの良い所まで行ったら設定を大幅に変えようか検討中です。その際にはお知らせ致しますので、これからも見て頂けたら幸いです! (2021年2月5日 5時) (レス) id: 3f33cf0222 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 楽しんでいつも見てます!高杉との絡みがあって嬉しいです! ただ月詠口調がやりすぎじゃないかなって気になりました。 (2021年2月5日 4時) (レス) id: becceb0046 (このIDを非表示/違反報告)
ユウカ - 更新楽しみに待ってます! (2015年3月12日 14時) (レス) id: a76acd2a98 (このIDを非表示/違反報告)
桃果銀魂LOVE(プロフ) - 更新頑張ってください!応援してます♪ (2015年1月24日 8時) (レス) id: 3c29a828b5 (このIDを非表示/違反報告)
ミシェル(プロフ) - 続きィィイイ〜!!見たい〜!!一国傾城篇とか!! (2015年1月2日 1時) (携帯から) (レス) id: eac2cfa6e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黄羅 | 作成日時:2013年7月30日 20時

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