ガチ恋15 ページ16
ささささ、さとみくん!!?
何で、どうして...！？
歩くのを止め、道の端へ移動する。
何だか緊張してきた。どうしよう、顔が熱い...
片手を顔に当てながら、何とか会話を続ける。
『はっ...初めまして、佐倉Aといいます..！』
「『初めまして〜』」
『あの、それで...どういったご用件なんでしょう』
「『え？あ〜、そっかそっか。ごめんねいきなりかけちゃって。純粋に好奇心なんだ』」
好奇心...？そう疑問を口にすると、さとみくん(勝手にそう呼ぶ)が経緯を説明してくれた。
どうやら莉月くんがメンバーの皆に私のことを紹介したらしい。
...ってことはちょっと待って？！
私...すとぷりの皆さんに認知されてる、ってこと！？
『嘘でしょ！？』
「『？、どうかしたの？』」
『え、あ..いえ、何でもないです！』
危ない危ない。心の声は押さえておかないと。
「『そういえば、論とはどんな感じで知り合ったの？』」
.........え。
「『や、ちょっと気になってさ〜』」
言っても良いのかな、？
『えっと...私が、少し絡まられちゃってた時に、助けてもらったんです。その前にも、一度お会いしたことがあったので』
運命みたいでしたね、なんて付け足す。
今思い出すだけでも、胸が熱くなる。だって本当に格好良かったから。
下手したら、恋なんてしちゃってたかもしれない。
.........絶対叶うことのない、けど。
「『...へぇ、そんなことがあったんだ。何だか少女漫画みたいだなぁ、論？』」
!!?!!?
えっ！？......もしかして。
『論さん、これ聞いてるんですか...？』
数秒間の沈黙。
そして、
「『......キイテマス』」
論さんの声が、脳内に響いた。
.
『ごっ、ごめんなさい、変なこと言っちゃって...！忘れて下さい、気持ち悪いですよね！？』
あぁ、恥ずかしい。やらかした。
何が運命なんだろう。論さんからすれば、ただの偶然でしかないのに。
出来ることならさっきの発言を取り消したい。
ぎゅっ、と携帯を握る。
これだから、コミュ症な自分が嫌になる。
どんどんネガティブな思いが溢れてきて、通話を切らせて貰おうと思った時だった。
.
.
「『っ全然気持ち悪くなんかない！寧ろ、僕も運命みたいだなって思ったんで！！』」
......へ、？
＊＊＊＊＊
文字数!!
更新停止していてすみません
展開意味ワカメ(´；ω；`)
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怪盗N(プロフ) - すーさん» 優しい人達ばかりで嬉しいです...！光栄の極みです、少しずつ頑張っていきます！ (2020年8月3日 21時) (
レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗N(プロフ) - 莉乃さん» ふぁ！？有り難うございます！返信遅くなってすみません...そうですね、少しずつ頑張っていきます！ (2020年8月3日 21時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
すー - この小説めちゃめちゃ好みです！更新応援していますー (2020年8月3日 14時) (レス) id: 84f270c57d (このIDを非表示/違反報告)
莉乃 - この小説好きなのでこれからも頑張って下さい！ (2020年5月14日 11時) (レス) id: 5e0c1666d5 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗N(プロフ) - まぬんさん» 良いですよね！分かります〜！コメントありがとうございます！ (2020年4月29日 22時) (レス) id: ac0e110ce7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏音 | 作成日時：2019年8月12日 16時
