文スト太宰治〜君とならば生きてみてもいい〜

第三十四話 ページ37

太宰さん視点


店員「お待たせしましたショートケーキです」


太宰さん「あぁ私のだ」


乱歩さん「いいな！僕も頼む！チョコレートケーキ一個！」


「美味しそうですね太宰さん」


太宰さん「そうだねぇ、でも私しごとのしすぎ(サボりすぎ)で腕が動かないのだよぉ〜」


「え、そんなに仕事頑張ってたんですか？」


太宰さん「あぁ、これじゃあケーキ食べられないなぁ〜」


「ちょっと国木田さん！やっぱり太宰さんはサボりなんかじゃありません！」


突然Aちゃんが叫んだ、え、私の話聞いてた？


太宰さん「ねぇねぇ、Aちゃんが私に食べさせてはくれないかい？」


「え、はぁ？」


顔真っ赤にしちゃって...全く、揶揄い甲斐のある部下を持ってしまいやすいってのも困ったものだ。

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