[歌/い/手]いつも行ってるコンビニの店員があの有名な歌い手様だった件について part2!!!

志麻るーと3 ページ40

はぁ、やってきてしまった・・・ついに志麻さんと遊ぶ日。告白、できるかな？もう、出かける支度はもうできた。さっきからずっと心臓の音がうるさい。

ピンポーン…
は！遂に来てしまった！
「今開けますね！」

鍵を開けると急に抱きつかれる。志麻さんの匂いじゃない。志麻さんの身長じゃない。誰…？

？「あはっ、やっぱり月華さん、いやAさんかわいい」

にたぁと笑いながら腰に手を回してくる男の人。なんで、本名知ってんの⁈完全に安心しきってた。志麻さんなのかなって浮れてた…
そんなことを考えてるうちに、ゆっくりゆっくり壁に追いやられる。
なんか喋んなきゃ。でも、怖くて何もできない。

「だ、誰ですか？…月華って…Aさん？って…」

？「えっへぇ、そんな嘘ついちゃダメな子だなぁ」

ニヤニヤと腰に回してた手を足の方へ下げ下ろしてく。気持ち悪い。

「し、志麻さんっ！助けて！」

？「へぇ、志麻となんかあんの？もしかして、カレカノ？それは俺が許さなi「カレカノじゃ悪いの？Aちゃんと」っ」

「し、志麻さんっ！」

し「ん、大丈夫だから。安心して、兎に角、キモいからAちゃんから離れてくんない？じゃないと、ね？分かるでしょ？」

？「っ、また来るから、Aちゃん」

そそくさと帰っていった男の人。怖かった。

し「大丈夫？ごめんもうちょっと早く来ればよかった…」

志麻さんに抱きつかれ背中をさすられる
それに安心したのか、涙がぼろぼろと落ちる。

「し、志麻さん…ありがとうございます…」

し「うんん、今日、遊ぶのやめよっか」

「やだ、志麻さんと遊びたい！」

し「はぁ、もうそんな顔で見ないで…理性が保てなくなる…ごめん…我慢できない」

ちゅっ…
え？キスされた？
志麻さんに？

「し、志麻さん？な、何して…」

し「ごめん。やっぱり今日遊ぶのやめよ」

「嫌です！なんで志麻さんはキスしてくれたんですか？」

し「だ、だって、好きだから。Aちゃんのこと…好きだから」

す、好き？志麻さんが？私のことを？

「そ、それ、ほんとですか？」

し「するわけないし、キスしちゃったし///」

志麻さんと両想いだったの？また、涙目になる。

し「え、泣かないで、ごめん本当嫌だったよね」

「い、嫌じゃないです…両思いだったのが嬉しくて…」

し「え、両思い？それ本当？」

こくんと頷くとまたキスされる。何回も何回も。

し「こんなことしといてだけど、付き合ってもらえますか？」

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