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『りちゅ〜』
凛「うるさい」
『りっちゃん』
凛「黙って」
登校している最中、凛月を見かけたので話しかけることにした。
あまりにも塩対応なので少しからかってみようと思った結果がこれだ。
俺昨日なんかしたかな...?
衣「おーい!お前ら何やってんだ?」
『あーーー!叫ぶな馬鹿!』
衣「ばっ、!?」
真緒が叫んだ瞬間、俺は咄嗟に大きな声を出してしまった。
馬鹿と言われて落ち込んでいる真緒に申し訳ないと思いつつ、俺の思考はマイナスになってしまっていた。
今ここは通学路。
そのため、周りには男子だけでなく女子もいる。
俺と一緒に登校している(?)のは凛月と真緒
人気アイドル。
これは死亡フラグだ。
登校するまでに時間かかりそうだな...。
。。。
『ギリギリセーフ...?』
先生「残念、ギリギリ遅刻だ」
『くそっ』
先生「くそとか言うなよ。」
登校中、俺は何故か質問攻めに遭っていた。
「真緒くんと凛月くんとどういう関係なんですか?」
「アイドル科ですか?」
とか、どうたらこうたら。
俺はそれに愛想笑いで一つ一つ、丁寧に答えていった。
愛想笑いは意外と大変だって切実に感じたな。
先生「んじゃ、遅刻者は放課後ちゃんと残れよー?」
そういうと先生は教室から出ていった。
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作者名:ゆうきよ | 作成日時:2018年3月21日 22時