推しが二人…… ページ3
チケットが当たらないわけじゃない……好きな歌い手さんのライブチケットなんてバンバン当たる
倍率の高いチケットも数多く当ててきた……でも私は花江くんに会うわけにはいかないんだ!!
なぜって?だって……だって……
『あったら……もしあったら……私耐えられないっ!!!』
「……と言うと?」
『モデル級のナイスバディ!
誰よりも優しそうな爽やかなフェイス!
どんな人でも魅了する素敵なボイス!
フワッフワの可愛らしいヘアー!
チャームポイントと言えるメガネ!
男らしさを感じさせる身長!
暗い心に光を与える安心する歌声!
生であったら私本当に召されるだけじゃ済まないっっっ!!!
だから私絶対会いたくないのっ!!
これ以上推しとしての愛が大きくなったら他に推しができなくなっちゃう!!』
「あー……なるほど……それは会ってしまったら終わりかもしれない……でも愛が大きくなるのはいいことじゃない?」
『んまぁ……そーなんだけど……仕事に集中出来なくなっちゃうから……』
「それは問題だ……貢げなくなっちゃうね……」
カランコロ〜ン
私達が推しの愛について語り合っているとお店の入店のベルが鳴った
誰か来たんだなとしか気に止めず、私たちは私話し始めた
『ってか昨日のベーコンレタスボイス聞いた?』
「聞いたよ……本当に作業が捗ったよ……」
『あのネコがピーーー--してピーーーーーしたとことか超エツィかった……』
「タチさんのピーーーーーーーーーーも良かった……」
『いや、でも!!ピーーーーーーーーーーとかピーーーーーーーーーーでピーーーーーのピーーーーーがピーーーーーのでもピーーーじゃん!!?』
「ちょ、ここ店だよ笑
そんな堂々と下ネ.タを言わないでくれ笑」
『いやだってさ!!?ピーーーーーじゃん?ピーーーーーなのにピーーーーーがピーーーーーそんでピーーーーーだったのがすんごい萌えたじゃん!?』
美月の忠告を聞かず、無我夢中に下ネ.タを連発する私
この時間帯はほとんど誰もいないので油断していた
美月が「確かにね」と同意してくれたので
私がもう一息語ろうと口を開いた瞬間、
「ふふ…………ははははっ!!」
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七瀬(プロフ) - 推し29の、壮馬さんが、颯馬になっています💦みなとさんの花ちゃんオチ好きです!頑張ってください! (2022年2月2日 12時) (レス) @page30 id: 23d1cff2e4 (このIDを非表示/違反報告)
セル(プロフ) - ゆるさん» すみません、諸事情により一時的にパスワードにしているだけなのでもう少しお待ちください……!!もしよろしければパスワード、教えます!! (2020年9月28日 22時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
ゆる - いつも楽しく読ませていただいております!「2手が届かないはずの君へ」を読みたいのですが、パスワードはどうしたらわかるでしょうか…。教えてくださると幸いです。これからも楽しみにしています。 (2020年9月28日 17時) (レス) id: 9225fab2c0 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ - えっ、尊・・・。すごい面白い作品をありがとうございます。これからも更新楽しみに待ってます! (2020年5月6日 12時) (レス) id: d922fa5f70 (このIDを非表示/違反報告)
猫助?(^^?)(プロフ) - ずっとにやにやしながら読んでました(笑)すごく面白いです!更新頑張ってください!! (2020年5月3日 23時) (レス) id: 61facf1c2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みなと | 作成日時:2019年12月13日 20時