75、復活 ページ31
悠仁Side
今日の午後、昼休みAさんが満を持して高専に来た。
1年も2年も久しぶりの大好きな人に興奮してワイワイと1点に集まる。
「Aさん今日真希さんなんだ！」
『似合ってる〜？』
「めっちゃかっこいい！」
「しゃけしゃけ！」
禅院先輩も嬉しそうに珍しくニコニコ笑っている。
そして今日は夏油先生も来ている。
別に高専の先生という訳では無いのだが、五条先生の友人という訳で稽古をつけてもらったりするのでとりあえず「先生」と呼んでいる。
昔に色々あったらしい。
「Aさんもう大丈夫なん？」
『うん！バッチリ〜』
「でも無茶はしないでください…」
『恵ちゃん可愛い！ありがとう！』
「かわっ！？」
心無しかいつもより元気でわはわはと笑っている気がする。
この後俺らは座学で、なんならテスト紛いなこともするけどAさんは体育館で訓練。
夏油先生とだって。
俺もAさんとやりたいのにな〜…なんて。
みんな思ってることは一緒か。
昼休み、お昼ご飯を食べることも忘れ、大好きな人の復活を喜んでいると少し離れた職員室のドアがガラッと開いた。
「あれ、こんなところで集まって寒くないの？」
「Aさん復活してみんなそれどころじゃないの！」
「野薔薇は今日も元気だね〜！僕にもそれくらいの反応欲しいな〜」
「五条先生のは日頃の行いのせいじゃ」
「え！恵酷い〜」
釘崎と伏黒が会話に噛みつき、乙骨先輩は相変わらず困ったように笑っていて、職員室の奥にはナナミンが呆れたようにコーヒーを飲んでいる。
そしてAさんは──
…………なにか怯えてる？
……どうしたんだろう、五条先生が…急に怖くなった？
タイミング的にそうかなって思ったんだけど違うかな。
でも五条先生はAさんのこと大事にしてる感じだったから─
「おかか？」
『わっ！？』
「………高菜？」
『いや、大丈夫です！』
「いくらツナ…」
『うわぁぁあ、顔がいい…』
柄にもなく推理していた束の間。
狗巻先輩も異変に気づいたようで俺より先に声をかけた。
…なんか悔しい。
俺だって気づいてたのに！
「お、棘が照れてる」
「まじだ。可愛いな棘〜」
「おかか！」
思い返せばAさん前は俺の顔いいって言ってくれたのに、最近先輩達ばっかり。
コスプレだって俺のまだ見てないし！
先に約束したの俺じゃなかった！？
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京 - 新話だ〜！ありがとうございます！神様！(?)更新頑張ってくだせぇ！完結まで頑張ってください！ (2022年3月28日 22時) (
レス) @page48 id: 6fe2820daa (このIDを非表示/違反報告)
黒猫。(プロフ) - いつも更新お疲れ様です！楽しく拝見させて頂いてます！リクエストなのですが、高専女子でお買い物に出掛けて欲しいです！完結まで応援してます！ (2022年2月16日 20時) (レス) id: abf8c53ec1 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 呪術師の闇を見た気がする… (2022年2月12日 1時) (レス) @page41 id: fef02b0b38 (このIDを非表示/違反報告)
セル(プロフ) - 雪さん» わ〜！！！ありがとうございます(号泣) そう言っていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです！！！(´；ω；｀) (2022年2月4日 20時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - 起承転結なんてなくていいです！(おい)キャラの口調も全然うまく書けてるから大丈夫だと思います！いつも楽しませてもらってます！！ (2022年2月3日 21時) (レス) @page35 id: fef02b0b38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みなと | 作成日時：2021年12月31日 23時
