じゅじゅレイヤーの私が呪術廻戦の世界に入ってしまったんだがどうしたらいい。【呪術廻戦】

45、俺は大人僕は大人 ページ46

五条悟side

やばいどうしようヘルプミー

Aを引きずるように全力で帰ってきたのはいい…それよりだな……ぇ…ええ、

先程、後ろから来ていたのは呪詛師側の彼奴らで、それから避けるために全力で逃げたんだけど……。

とここで1つ疑問点

なぜ逃げた俺。
しかも全力で。

別に傑達だったし、何かあれば祓っちゃえばいいし、なぜ逃げた。


「………何となく…って理由なら良かったんだけど」


ひとまずシャワーを顔にぶっかけて温度を下げる。

なぜの答えは何となくわかってんだ。
それは顔の温度とこの前のヤンデレ鬼ごっこの時の気持ちが教えてくれてる。

”独占欲”

……かな。

まだ軽いから良いが、悪化したら困る。


昨日だかにAが言ってたっけ

『女遊びが酷くて、浮気癖があって、金遣いが荒くて、惚れた男女にはヤンデレやらメンヘラでって言うイメージがついてて…』

とか何とかめちゃくちゃな僕のイメージ。

もしかしたらヤンデレとかメンヘラって言うのはあってるのかもしれない。

……嘘。僕はそんな人に執着するタイプじゃないと思う。
例えAであっても。


色々と迷走しつつ頭をワシャワシャとシャンプーで引っ掻く。

どんどん泡立っていく様子が今後のAへ対する感情を模しているのでは無いかなんて馬鹿なこと考えて勝手にヒヤヒヤしてる。

風呂から出たらAと顔を合わせるのにこんなこと考えてたらやばいだろ。

「あー。あーー。」

落ち着け。僕は余裕のある大人。そう大人。Aは19。手を出したら犯罪。


精神統一をしてざわめく心を黙らせる。
キュッと音を立てて止まったシャワーはポトリポトリと水滴を落としている。

未練タラタラってか！やかましいわ。

いや、そもそもまだなんにもやってないし！好きじゃないし！！は！？好きだが！！？え！？？

……僕はGLGの頼れる最強呪術師五条悟。

良し、出るぞ。

脱衣所に置いてある服たちを着てAの所へ『うわ！！！！え！！！！！ちょ！！？？』

何だ何だ何だ何だ


バタン！


「A！！！」


焦ったような声が部屋から聞こえてきたので急いで様子を見に行った。

そんな僕の目に飛び込んできた状況は


「傑と傑……？」



「やぁ悟」

『五条さん…』

「傑？不法侵入だけど？」

「まぁまぁ、そんな硬いことは言わずに」

『硬い…？』



不法侵入の親友のことはひとまず置いておいて、さっきまで恵の姿だったAがなんで傑の姿になってるんだ？

しかも高専時代の

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