じゅじゅレイヤーの私が呪術廻戦の世界に入ってしまったんだがどうしたらいい。【呪術廻戦】

40、おちゃ ページ41

「『うどん！！！？？』」


伏黒くんが顔は下に向け、目だけこちらに向いた状態で何かを私に言ってくれようとした途端、

出前がうどん選択にびっくりしてそのホワホワした雰囲気はどこかにぶっ飛んで行った。

なぜうどん…他になかったのか……。

「かけうどんでー」

『じゃあ私月見でー！』

そこからみんなでベンチに座り、雑談しながらうどんを待っていると、思いのほか早く来てくれた。

私お茶買ってこようかな……一応財布持ってきておいてよかった。


よいしょと腰を上げ、自販機があるであろう場所に足を進めようとする。

確か東堂先輩が初登場のあの場所に自販機が……。あのアニメではジャイアニズムを感じる東堂先輩……。いいえ…なんでもないです……。


そんなことを考えながらも自販機を見つけ、お茶を5本買うと、自分では持ちきれないことに気づいた。

いけると思ってたけど意外と持つのが難しいのだこれが。

それでも頑張ってやっといい感じの持ち方を見つけ早速うどんが待っているベンチへ行こうとすると、後ろから腕を引かれた。


ボト、


『あ”っ、』

「あ、すいません…いや、俺持ちますよ。」

『え、いやだいじょ「持ちます」』


半場強制的に手伝ってくれたことに若干違和感を持ちつつ、私は2本のペットボトルを持ってベンチへと進んだ。


「あの、こっちですよ」

『あっ……はずかし……』


片腕に3本今日に抱える伏黒くんは、あははと笑って片手を私の頭の上に乗せてきた。

今は同じほぼ身長だし、理想の身長差なんてものは無いが、それでも優しく撫でていただけた。


「Aさん、結構ドジですよね。」

『え”っ、』

「いや、ディスってるとかじゃなくて！…──」


その後、何か言っていた気がしたが、上手く聞き取れず聞きかえそうにも、伏黒くんが先に行ってしまったので聞けなかった。

そこで大切なことでもなかったのだろうと思い、私もその跡をついて行った。



「あっ、A遅い！！うどん伸びちゃう！ってえ！お茶買ってきてくれたの！？ありがと！！」

『あ〜、悠仁素直で可愛い〜、天使〜…癒し〜…』

「え〜？俺よりAの方が可愛いじゃん！今は伏黒だけど！」

『勿論野薔薇ちゃんも伏黒くんも可愛いよ！』

「伏黒の姿で言われると…けど嬉しい…お茶もありがと」

「ちょっと！悟くんは！！」

『可愛いというか…美少女というか…もはやロリ…？』

「あはは！！先生ロリだって！！」

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