じゅじゅレイヤーの私が呪術廻戦の世界に入ってしまったんだがどうしたらいい。【呪術廻戦】

26、やぁ ページ27

「言ったじゃない。色々あったって。」


五条悟に近ずきすぎて抹消されないよう、少し距離を取りつつ、もう既に和解済みという平和な世界だということに驚く。


のもつかの間。


真人の手らしき手が私の肩に楽しそうに乗る。

「はい。捕まえ───」


ニタァと笑って大きく口を開ける真人に遠くでまた笑っている夏油さん。

あぁ、もう私の人生は終わったんだ。
と思った時。


「東雲ちゃん怯えてるからさ、その手離したげてよ」


シュッと真人の腕が飛んだ。


「……ちょっと五条悟。今みんなで遊んでるの！邪魔しないでよ。」


む。とした表情で五条先生に講義を始める真人。

ここには顔面国宝しかいないので危機的状況でも何となく和める自分がいる。


感覚がバカになったらしい。



「何、傑も共犯なの？」

「まぁ、共犯…うんまぁ。」


───
──

五条Side


今日はオフの日。

昼寝を終えて散歩をしていた途中、欠伸をしていたら突然、野薔薇が僕に突進してきた。


だがしかし、呪力がない


それにこの気配は、

もしかしたら


そう思って”東雲ちゃん”と言うと見事正解。


なるほど…化けるねぇ。


呑気にそう思っていれば、奥から傑とツギハギの呪霊が全力疾走してきた。

いや、何事。


それにこの子なんで手錠つけたまま必死こいて逃げてんの。


とりあえずやばいことだけはわかった。


傑に連絡しろと文句を言い、東雲ちゃんに手を出す呪霊の腕をもぎ取ってやった。


するとなんだ。傑も共犯だと言うでは無いか。


こいつもとうとうここまでのクズになったか｡


「東雲ちゃん、僕の傍から離れないでね？」


『え？…ぁはい！』


さすがに顔見知りを見捨てるほど僕はクズじゃない。


どうせこのツギハギも特級。


『わぁ、生で聞けた…わぁ…』


何に感動してるんだか、僕の隣で小声でうふふと呟いている変態。

これがオタクってやつね？


「ちょっとAー！五条悟の所行かれたら捕まえられないじゃん！！反則ー！」


『反則じゃないですー！そんなルールありませーん！！ね！五条先生！』


「ん？とりあえず祓っていいの？」


「夏油！A反則だよね！これ罰ゲームでしょ！！？」

「うーん…とりあえず今日Aは野宿。」

『え！五条悟の傍に行くだけで！！？』


「ちょ、何？なにしてんの？東雲ちゃん？祓っていい？」

『加減して頂ければ祓ってもらいたいです。』

「え…と？」


ごめんちょっとよくわかんない。

27、せつめいして？→←25、よーい

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す