じゅじゅレイヤーの私が呪術廻戦の世界に入ってしまったんだがどうしたらいい。【呪術廻戦】

14、さあ銭湯だ ページ15

『……まぁ夢オチなわけないよねぇ』


「あ、起きた。」


『え、近くない？』


「いいじゃん。それより、おはよう」


『……おはよ』



ぱち。と自然に目が覚め、隣の存在感溢れる何かを確認する。

まぁ、それは当たり前に真人だったのだが、


私昨日お風呂入ってないけど臭くないのかな…大丈夫？推しに臭いとか言われたら生きていけないけど！


「さぁ！銭湯いこー！」

『え、寝起きっ！！』



そのまま私は布団から引きずり出され、外に連れ出された。


「はい、リュック。」

『あ、ありがとう…ってか外であんまり話してると私変な人だから控えようよ』

「えー、寂しいじゃん」

『可愛いけど私のメンタルが死ぬのでだめ』


こういう時に顔の良さ使ってくるのずるいよねほんとに全く……


それから多分10分くらい歩いていくとこじんまりとした銭湯があった。

そこでお金を払い、真人に別れを告げ、脱衣場に行った。



……そうだ私ウイッグ被ったまま……。

幸い形は崩れてないからいいものの、なにしてんだ、


服を脱いで、ウイッグをトリ、タオルを巻いて風呂に入る。


メイク落としとかあるのかな……？



朝ということもあるのか人は一人もいず、広々とした風呂に一人は少し寂しい気もする。

でも恥ずかしくないからいいか、


「ばぁ！」

『わっ！！！？？

え！？変態！！！！』

「ぶっ、ちょっとお湯かけないでよ！」

『いや、え！！変態！！！！』



いきなり驚かされて反射でシャワーを声の方向へ向けると、そのお湯たちは真人を攻撃した。



『いや、ほんとになんでいるの！！うっっわ、タオル巻いててよかったァ……』


「いや、寂しいかなぁって思ってさ？にしてもメイク頑張って落としてたね！素顔初めて見た！！可愛いじゃん！」


『まって、序盤から見てたってこと？変態が』


「そんな目で見ないでよ傷ついちゃう

わ、顔赤くして可愛い〜」


『ほんと出てってよ！！』


「おっと」




「痛っ！！」




なかなか出て行ってくれない真人に横にあった桶をぶつけてやる。

どこぞの漫画みたいだなと思いつつそのは桶クリーンヒット……して欲しかった。



え！？痛って言ってたよね？ちょっとまって、他に誰もいなかったはず…



「痛いわね……桶なげるとか…って呪霊……？いや、男じゃない！！ここ女湯よ！？」


「わぁ、呪術師…」


げぇ、と目の前にたっている真人のせいで誰か見えない。

けど聞きなれた声だ。


もしかして……

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