24、過去の話6 ページ25
一「急にわりぃ……もし暇だったら買い物一緒に行かねぇか?」
A「お!いいよいいよー!私も行こうと思ってたんだ!支度するから待ってて!」
一「おっ!きたか!じゃあ行こうぜ!」
チラシが入っていたスーパーはすぐ近場だったから歩きで出かけた
スーパーに着くなり私たちは半額のものを買いまくりついでに夕飯の食材も買った
私は一人暮らしなのでそんなしっかりしたものは食べないからあまり買わなかったけど
ごっそり色々なものを買ったのでさすがに袋が重くなった……
一「重いなら持つぜ?」
信号待ちしている時一郎が心配そうに話しかけてきた
A「一郎まじでイケメン最高お兄ちゃん……愛してる…」
一「お前なぁ……ありがとうだろ?」
A「ありがとうございます!!」
私が満面の笑みでお礼を言うと一郎の顔が一瞬にして怖くなった
一「おい!こっち来い!!」
A「え?」
一郎は私の荷物を持っていたせいで両手が塞がっていたが自分の荷物を乱暴に下に置いて必死に私の腕をつかもうとしてきた
何事かと思い不思議に私が首を傾げるとどこからかブレーキ音が聞こえた
キキィィィイイイイ!!
ドゴッ!!!
どこかで事故が起きたようだと思ったが周りの野次馬であろう人の視線は私の方だ
A「ッ………………!!!!」
声が出ない
一郎が泣いている
怖い顔をして
撫でようにも体が1ミリたりとも動かない
奥の方に私の足であろうものが落ちている
なぜ?そうだ、私が
ひかれたんだ_________
そう確信すると私は野次馬たちのシャッター音の中泣き叫ぶ一郎の声を聞きながら静かに永遠の眠りについた
どうだったかな……?長かった?そうだろうね…
だって話し始めたのがお昼頃今は夜
ごめんね……まぁ君も睡眠不足で倒れたらいけないから早く寝なよ
それじゃまた明日ね
179人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ヒプノシスマイク」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おばけ〜ぬ - 神作品だと…!?すこ♡ (2022年11月25日 20時) (レス) @page36 id: 1eb2d10d14 (このIDを非表示/違反報告)
やと(プロフ) - 新.sinさん» ええええ!ありがとうございます(´;ω;`) (2020年2月27日 14時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
新.sin - えっ....めちゃくちゃいい話じゃないっすか.......(´;ω;`)ウゥゥ.... (2020年2月25日 18時) (レス) id: 72bc061c7e (このIDを非表示/違反報告)
消しゴム(プロフ) - 零衣さん» まじですか!ありがとうございます!(?) (2019年9月8日 12時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
零衣 - 読みました!ギャグって書いてあるのに泣いたのは私だけですか? (2019年9月8日 10時) (レス) id: 1853374a21 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作成日時:2019年6月1日 12時