♪+だい１１２きょくめ+♪ ページ16
-当日-
早「オープニングはシュンがすることが決まりまーした！」
「「！？」」
翔「社長、QURTET★NIGHTじゃないんですか？」
早「イエーッス、オープニングを飾るのは氷室イアでーす」
音「え、さっきシュンって言ったんじゃ」
『社長、私が承諾したわけじゃないのにそんなにいろいろ喋らないでください汗』
レ「イア…！」
真「まさか…シュン先輩は、イア？汗」
『ぴんぽーん♪』
司会「トップを飾ってくれるのは〜…
氷室イア！」
ザワザワ
ﾓﾌﾞ「氷室イア？だれそれ？」
ﾓﾌﾞ「新人とか？？」
ﾓﾌﾞ「でもさ、氷室と言えばあの蓮華ってアイドルと並んだ氷室薫を思い出すよね」
ﾓﾌﾞ「娘…とか？」
〜♪
『じゃ、行ってきます』
私はまだ現実を把握できてないみんなを置いて、
ステージへと向かった。
『君に聴いてほしくて 作り上げた旋律
言葉を乗せる度に 色を変えてしまうけど
変わること 変わらないこと どっちが偉いかなんて
誰にも分からないから 僕はこのままがいい
遠ざかってゆく いくつもの景色を
小さな瞳の奥に 焼きつけてゆく
流れ出したメロディー 繋いだ僕らのその手を
包み込む八月の風 響き合って
まだ見えない世界を 待ち焦がれるでも 憂うでもなく
君と眺めていたい
自分に言い訳して 心を誤魔化しては
要らないモノばかりを いつも抱えてきたけど
誰かが作り上げた どんな物語より
目の前にある今が とても綺麗に見えた
見失っていた 足元にあったもの
小さなその息吹から 聞こえてきた 確かな愛の歌
流れ出したメロディー 柔らかな鼓動になって
君の声を届けてよ いつか未来の僕らに
流れ出したメロディー 繋いだ僕らのその手を
包み込む八月の風 響き合って
もう見えない世界を 懐かしがるでも 悔やむでもなく
君と眺めていたい
君と過ごしてゆく
君に聴いてほしくて 作り上げた旋律
いつまでもこの場所で 君と奏でられたら』
(40mp feat.初音ミクより 八月の風)
シーン
空気が静まったと思ったら、うるさいくらいの拍手が鳴り響いた。
みんな口々に「よかったよ〜」「アンコール」など感想を言ってくれる。
なんて楽しいんだろう。
いつもみたいに男になって歌っている時より、自分の声帯で自分の最大の声量で歌えて…
もう、決心はついた。
『すぅ…
私は…いや、僕は』
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
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ゆいNSY - 最後まで読みました。私、生きる意味がとっても分かりました！いままで、どうもありがとうございます。 (2015年11月22日 10時) (
レス) id: 0a3d496d7b (このIDを非表示/違反報告)
微々華 - コメント見て、ココロが暖かくなりました。いままで、ありがとうございました。お疲れ様！ (2015年7月11日 19時) (レス) id: 3b4562556a (このIDを非表示/違反報告)
みず - 最期まで見ました！ (2015年6月14日 17時) (レス) id: ca4e8dbbdf (このIDを非表示/違反報告)
smile - 病み期さんと同じです。最後のコメント泣きました。ありがとうございます。 (2015年5月24日 19時) (レス) id: b62c93c2a3 (このIDを非表示/違反報告)
朔兎(プロフ) - 病み期さん» 思ってますよ！とか言いながら私も結構悪い方に考えちゃいます。でも、やっぱり誰か思ってくれる人はいるんだと思います。私はやっぱり家族だと思いますよ。どんだけ嫌いって思ってもやっぱり血が繋がってるんだし完全に嫌いにはなれないです。 (2014年10月31日 3時) (レス) id: 14f1e6e37e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いちごみるく | 作成日時：2014年5月5日 19時
