黒子っちの妹という小悪魔は一般人です。４【黒子のバスケ・黄瀬涼太】

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貴方「黄瀬、くん…」


黄瀬「何スか？」


貴方「いえ、あの、学校に行きましょう…？」


黄瀬「えー」


貴方「えーじゃありませんよ」


Aは真面目ッスね！


俺今日は学校休む気だったんスけど。


黄瀬「ひさしぶりなのに、

　 Aはいちゃいちゃしたくないんスか？」


貴方「恥ずかしいこと言わないでくださいっ」


今も俺は、Aを膝に横座りさせたまま。


Aも、学校に行こうというけれど、


本気で抵抗しないし、満更でもないらしい。


貴方「何してるんです？」


黄瀬「黒子っちに学校休むってメール」


貴方「あ、ちょっ私のケータイっ！」


？


なんだこの焦り方。


黄瀬「何焦ってんスか」


貴方「焦ってませんっ！」


Aが絶対届かないくらい手を伸ばして、


待ち受けを見た。


黄瀬「これって…」


俺の写真だ。


いつ撮ったのか。


服装からして、この前のデートのとき。


黄瀬「見られるの恥ずかしかったんスか？」


Aがうつむいた。


顔は見えなくても、耳が真っ赤。


黄瀬「バレバレッスよ」


ちゅっ


耳に軽くキスをすると、


Aが可愛い顔で睨んでくる。


貴方「黄瀬くんなんて…」


黄瀬「俺なんて？」


Aが俺の首に手を回し、


そっと引き寄せられて、


耳元でささやかれた。


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貴方「だいすきです」

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