黒子っちの妹という小悪魔は一般人です。４【黒子のバスケ・黄瀬涼太】

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黄瀬「えーりたん」


えり「黄瀬くん遅いよぉっ」


黄瀬「ごめんごめん、ちょっと準備してたんス」


えり「準備ぃ？なんのぉ？」


黄瀬「ん〜、楽しいことッスかね」


えり「なになに教えてぇ」


黄瀬「うん。じゃあ目ぇつぶって？」


えり「うんっ」


つけまに当たらないように


えりたんに目隠しして、


公園内のある所に連れて行く。


黄瀬「今日はね、俺の友達を連れてきたんスよ」


えり「友達ぃ？」


黄瀬「一緒に遊んでもいいッスか？」


えり「いいよぉ！」


黄瀬「いいって言ってるッスよ、みんな」


みんなに声をかけると、


わらわらと出てくる５人。


？？「芸能人初めて見たー」


？？「涼太も芸能人だろ」


？？「あ、そういえばそうでしたね」


？？「おーすげー。テレビで見たことあるぜ」


？？「黄瀬は意外とすごいのだよ」


黄瀬「意外って何スか！？」


えり「友達ってまさか…」


黄瀬「そう」


赤司・紫原・青峰・緑間「キセキの世代」


黒子「と、シックスマンです」


俺が目を覆う手に手を重ねていたえりたんが


笑わなくなる。


あらら、キャラ抜けちゃったかな？


えり「離して…っ！」


黄瀬「いいッスよ」


手を離すと、


おびえたようなえりたんが俺達を睨みつける。


赤司「えりたん、だったかな？」


えり「…」


青峰「化粧濃っ」


黒子「青峰くん、失礼です」


緑間「まぁほんとのことなのだよ」


赤司っちが手を伸ばし、


えりたんの頬に軽く触れてみる。


紫原「わぉ。赤ちんの手が白くなったー」


イコール化粧が濃い。


赤司「ということで」


紫原っちがえりたんを抑えた。


黄瀬「えりたん」


青峰「すっぴん」


黒子「行っときます？」


赤司っちが手にした化粧落としを目の前に、


えりたんが青ざめた。


えり「いやぁあああぁっ！！！」

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