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again*88 ページ13

青峰「せんせー、は居ないみたいだな」


貴方「すいません、ありがとうございました。

  青峰さんも授業に…」


青峰「いい、サボる」


こんなA、放っておけるわけねぇだろ。


それに、いつ誰が何をするかなんて


分かったもんじゃねぇし。


できれば、危険にさらしたくない。


青峰「いいから寝てろ」


貴方「ありがとう、ございます…」


しぶしぶベッドに入ろうとしたAの


スカートのポケットから、


何かがひらひらと落ちた。


青峰「落ちたぞ」


貴方「へ?あ、写真…」


青峰「この前のデートか」


貴方「はい…」


腰まで布団をかぶり、


Aが写真を大事そうに見つめた。


ホントに、黄瀬のこと大好きなんだな…。


うらやましい。


青峰「なぁA、いっそ…」


貴方「いっそ?」


青峰「いや、なんでもねえ」


ヘタレ。


いっそ俺のものになれよなんて、


言えるわけねぇだろ。


俺のになっちまえば、


つらい思いをすることもなくなるわけで、


だけどそれは同時に、


黄瀬とAを引き離すということで。


そんなのできるわけがない。


青峰「寝ろよ。傍にいるから」


貴方「ありがとうございます、青峰さん」


青峰「あ、ひとついいか?」


貴方「はい?」


青峰「次起きたら青峰さんってやめろ。

  せめて青峰くん、分かったか?」


貴方「…はい」


目をつぶって数分で、


Aは眠ってしまった。


昨日はちゃんと眠れなかったのかもしれない。


黄瀬がうらやましい。


こんなに可愛い女が彼女なんて。


柔らかい髪をそっと撫でて、


俺も目を閉じた。

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設定タグ:黄瀬涼太 , 黒子のバスケ , 夢小説   
作品ジャンル:アニメ
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kirara(プロフ) - 初めまして。いきなりですが、友達になってください。 (2013年10月12日 11時) (レス) id: ee3ebbc44f (このIDを非表示/違反報告)
MAMI(プロフ) - 感動しましたー!!えー、ヤバイです、ヤバイヤバイ…続きが気になって仕方ないです (2013年3月30日 19時) (レス) id: 1a48699371 (このIDを非表示/違反報告)
エム・エフ - こら、かなりすごくよかったです!!あと、友希お願いします!! (2012年8月24日 7時) (レス) id: bf6cf039ee (このIDを非表示/違反報告)
ミナポン - こんなの考えれるなんて神です!!尊敬しまくり!! これからも更新頑張ってください!応援してます^^ (2012年8月1日 1時) (レス) id: f7c356ce3d (このIDを非表示/違反報告)
莉果 - 涙がとまりませんでしたーーーー (2012年7月14日 17時) (レス) id: 7c5553eaa0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れるた | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reruta/  
作成日時:2012年7月7日 8時

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