【d!】死んだと思ったら異世界に行っちゃった。2 (ページ6)

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【救急】ページ6

ut side

チーノが朝早くから連絡を寄越すなんて珍しい。それに物凄く慌てた様子で「ショッピくんの家に行ってください！」なんて。
今日は朝から編集やって夜には終わるはずやったんやけどまぁええか。

重い足を動かしチーノの家に向かう。
チーノの家に着き、郵便受けに手を伸ばす。中にある金属系の冷たい感触の物を手に取り急いでショッピくんの家に足を動かす。

一応インターホンを鳴らす。
返事は返って来ない。

ｶﾞﾁｬ
「…ショッピく～ん？」

薄暗い部屋に足を踏み入れ、ショッピくんの部屋を目指す。部屋のドアに手をかけ開けると目の前には携帯を握りしめ倒れているショッピくんの姿があった。

「ショッピくん！？どしたん！？ショッピくん！！」

必死に呼びかけ身体を揺するもピクリとも動かない。

「きゅ…救急車！！」

慌てて救急車を呼びそのまま病院へ運ばれるショッピくんをただただ僕は見ている事しか出来なかった。