【救い】 ページ5
ci side
ショッピくんから電話があった。「助けて…」とだけ呟いてそれ以降通話は繋がっていても返事はない。
今すぐショッピくんの家に行きたいのは山々だが生憎今日は仕事がある。もうすぐ家から出ないと間に合わない。
クソッ誰か他に暇なやつおらんのか…。
とりあえず手当り次第メンバーに電話をかける。
kn「…おぉ、チーノどしたんや。」
「コネシマさん今日はお仕事ですか?」
kn「仕事やけど…」
「あ、じゃあ大丈夫です!」
kn「ちょ待て、何がッ」
ブチッとそこで電話を切る。
ut「なんやチーノこんな朝早くから。」
「鬱兄さん今日はお仕事ですか?」
ut「いや、今日は一日暇してるな。なんで?」
「ショッピくんの家に今すぐ行ってください!!合鍵渡すんで!」
ut「え、なになに。なんで?」
「説明してる時間無いんですよ!とりあえず俺ん家の郵便受けの中に合鍵入れとくんで!あ、手伸ばせばちゃんと取れるんで!」
ut「ちょ待て待て状況が1個も分からへん。なんでショッピくんの家に?」
「〜ッ!ショッピくんが危ないかもしれんからですよ!!お願いしますって!」
ut「わ、分かったから落ち着けって。後で事情は聞くわ。じゃあな。」
つい大声を出して慌ててしまった。なんとなくやけど伝わってショッピくんを助けてくれればそれでいいや。とりあえず合鍵、郵便受けに入れとこ。
郵便受けに合鍵を入れ、モヤモヤする気持ちを抑えながら仕事に向かった。
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作者名:めんつゆ | 作成日時:2020年2月17日 1時