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【疲労】 ページ41
tn side
若干名のチームに不安を抱きながらもグルッペンと捜索を始めた。
gr「トン氏…」
グルッペンがいつになく真剣な表情をしていた。
「ど、どうしたんや…そんな真剣な顔して…」
gr「……疲れた。」
「……は？」
gr「いや、だから疲れたんだゾ。」
「いや、え？待って？拠点からここまでものの20分ぐらいやったと思うけど？」
gr「逆に20分も歩き続けたんだゾ。」
「お前は20分も歩かれへんのか。」
呆れた。非常事態やってのになんて呑気な奴や…。チラッと他のチームを眺める。
シャオロンに蹴飛ばされる大先生とあらぬ方向に行く馬に乗るチーノの姿が目に飛び込んだ。
あぁダメだこいつら…。
「…疲れたんならその辺座っとけや。俺あっち探してくる。」
gr「…トン氏が優しい…？これは何かの危険を意味している……いや、私も探しに行こう！」
「何やねんお前は…」
こいつらと居ると普段の100倍は疲れる。
俺は気だるげに足を進めた。
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作者名：めんつゆ | 作成日時：2020年2月17日 1時
