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4話 ページ4

なんですか、と聞き返すとその先輩は、

「今週の週末、俺の友人が合コン企画してたんだけどよ、1人都合が悪くなっちまったもんで、

鹿野、変わり頼まれてくれねえか。ちょうどお前なら見た目もまあまあいいし。」

「まあまあって何ですかー」

僕が突っ込むと先輩は、笑いながら、じゃあそういうことだから、場所とかはまた後で言う、

と言いながら仕事に戻ってしまった。

合コン。企画1日待ってもらったしな。僕は渋々Okしたが、

今まで縁のなかった響きに、僕はもしかしたら惹かれていたのかもしれない。

企画を次の日滑り込みで提出した後は、なんだか心がフワフワしていて落ち着かない1週間だった。

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作者名:poro | 作成日時:2016年8月2日 22時

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