27話 ページ28
sied 凛月
俺がそう言うとAちゃんは泣きそうな顔をした。
「凛月君と…お出かけしたいですっ」
「ん。良く言えました♪改めて…デート再開だよ〜。あと、変装はしてるけど…名前呼び禁止。凛っちゃんって呼んで〜」
「凛っちゃんも、凛月君も変わらないですよ?でも、凛っちゃんだと何だが一歩近づいた感じしますね…少し恥ずかしいですが…」
「っ…んもぉ〜。無意識って…怖い」
良い意味、嬉しい意味で振り回されてる。俺が普段ま〜くんを振り回してるのに……今日は女の子に振り回されてる…たまにはいいかも。
そう思いながら、目的だった猫カフェに向かう事にした。ちゃんと恋人繋ぎをして。
俺より低い身長のAちゃんの様子をチラチラ見ながら歩く速度を合わせる。
予定よりも遅くなったけど猫カフェを堪能したあと、遅めの昼食を摂るためオシャレなお店に向かっている。ナッちゃんから情報貰ったんだけどね〜。
「凛っちゃん、あの…猫ちゃん可愛かったですね」
「猫も可愛かったんだけど…可愛いモノ同士が戯れ合うと2倍可愛くなるよね〜」
「可愛いモノ同士??」
頭の上に“??“を作って悩んでるのがわかる。ほんっとうに鈍感。なんでもないよと言うと頬を小さく膨らませ拗ねるAちゃん。
ー本当に、可愛いー
88人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
紅狼鬼(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます(⚲□⚲)グダグダの文章ですみません。いま、新しく作品を考えています!お暇なときチェックしてくださると嬉しいです(^^) (2月26日 15時) (レス) id: 3e3ff661c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 感動したぁ…泣き泣き泣き (2月26日 14時) (レス) @page44 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅狼鬼 | 作成日時:2021年9月7日 19時