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「……わァったよ、行きゃいいんだろォ?


いつだァ。」









目を逸らし、顔は引きつり 血管を浮かばせて 全力で嫌がってはいたが 承諾の意を示された。









「ありがとうございます。

こんなにすんなり受け入れてくださると思っておりませんでした。



日にちは追って伝えます。」









「バカにしてんのかァ?



次はねェぞ。」









そう言いながら私に用意してくださった湯のみを掴んで立ち上がった。









「ありがとうございます。


あ、不死川さん。」









「まだなんかあんのかァ?」









眉間にシワ寄せてはいるが、お館様にそっくりな私にそこまで強くは当たれないようで 話し方はまだ柔らかいように聞こえる。









「不死川さんの好きな食べ物を聞いてもよろしいでしょうか?


作らせていただきたいので教えていただければ幸いです。」









「必要ねェ。他のやつのだけ作ってろォ。」









「私が不死川さんに作って差し上げたいのです。

駄目でしょうか?」









本当に嫌だろうに参加してくださるという不死川さんにおもてなしをしないわけにはいかない。



絶対に引き下がらないという意思が伝わったのだろう。


溜息をついたのち口を開かれた。









「…おはぎ。


じゃあなァ、気ィつけて任務に行けよォ。

お館様が心配すっからよォ。」









そういうと湯のみ洗いに行かれた。









「ありがとうございます。

不死川さんもお気をつけください。



では失礼致します。」








そう言って不死川さんの屋敷を後にした。



すると小金丸が飛んできて、非鳴嶼さんの参加意思と好物を教えてくれた。





もう今日は任務地の都合もあって他の方に聞けそうにもなかったので、素直に任務に向かう。




今の時点で しのぶさん、不死川さん、非鳴嶼さんの御三方の参加が決定した。

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作者名:ヒイロ | 作成日時:2020年4月21日 19時

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