青城の男装少女は雨柱

6放課後 ページ9

〜Aside〜




その後、LIMEを確認すると、お館様からメッセージが来ていた



お館様
〈やぁ、A。元気かい？アオイにはもうあったかな？

アオイから聞いたと思うが、男子バレー部のマネージャーとなって、稀血の部員を守って欲しいんだ。

稀血は複数人いるみたいだし、実弥同等の稀血がいる可能性がある。宜しく頼むよ。〉




A
〈了解しました。〉





　
　
　
　
　
　
　
　






午後は一応起きとくつもりだったけど、わかるとこだったし、暇すぎて気付いたら寝てた。
　
　



放課後、


　
　
「Aくぅん、バレー部のマネージャーするんでしょぉ？私もぉマネージャーなのぉ、いっしょにぃ体育館いこぉ！」

　
　
あ、体育館の場所知らない
　
　

仕方ない。

　
　

『…場所分かんないから。案内して。』


　
　
「はぁい！国見くんもぉ、いっしょにぃいこぉねぇ！」

　
　

「う、うん。」

　





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in体育館




「あ、来た来た〜☆」



「及川ウゼェ」



「えっなんでバレーボール持ってんの俺まだ何もしてないよ！」


　

「おーい、皆集合！」

　

監督がみんなを集める

　
　

「今日からマネージャーさんしてくれる、雨森Aだ。暗くなったり、雨の日は早退するが、大事な用事なので、気にしないように。」

　
どうやら先生たちは僕が鬼殺隊だという事を知っているらしい。
　

『どうも、雨森Aです。来れない時もありますが、精一杯サポートするんで。宜しくお願いします。』


　

「はーい！じゃあアメノちゃん！今日から宜しくね☆マネの仕事は夢愛ちゃんに教えて貰ってね！」


ん？アメノちゃんってなんだよ


『……アメノちゃん…』



「そ！アメノモリちゃんって長いでしょ！だからアメノちゃん！」



『何故ちゃん付け……』



まさかバレた！？



「いーじゃん！アメノちゃんかわいーし！国見ちゃんもちゃん付けだよ！」




『僕男なんだけど。』




もういいや、別にバレてるわけじゃないみたいだし。




　


「よぉし、じゃぁAくん、スポドリ作りにぃ、すいどぉ行こっかぁ！」

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