青城の男装少女は雨柱

2宮城へ ページ4

〜Aside〜



僕、雨森Aは前世と今世共に雨柱をやっている


鬼殺隊だとバレないようにする為、基本は男装している。




兵庫の学校に通っていたが、

突然お館様から呼び出され、鬼が増えている宮城へ向かうよう言われた。



カナヲと離れるのは寂しいが、お館様の命令には従う。


それに宮城には他にも何人か隊士を向かわせると言っていたし、


久しぶりに顔見知りに会えるかもしれない







.






.






in宮城



『ここか…』


私立青葉城西高校



今日から私が通う学校。



今は特別任務用に男装している。



ちなみにサラシで胸を押しつぶすせいで常に少しばかり息苦しい。



まぁ、鬼殺隊がバレると面倒くさいので仕方がないが。



政府公認になったとはいえ、一般人には公開されていないからだ。



職員室へ向うと、教室へ案内された




『雨森Aです。兵庫から転校してきました、よろしく』



「じゃあ、席はあそこ、国見の隣な。」



ふいっと、軽く手をあげてくれた国見君の隣に座る



「……宜しく」




『……………どうも』




悪いが、仲良くする気は無い。任務で来ているのだ。遊びじゃ無い。



あぁ、眠い…授業は寝ていいはず。


お館様が学校の許可取ってるからね。


昨日の夜も鬼斬りながら兵庫から宮城まで走ってきたし、めちゃくちゃ疲れた。



寝てないし。




寝よ。

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