第18話 ページ21
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「オォリャアアアア!!!」
伊之助が先陣を切って車両を切る
「怪しいぜ怪しいぜ!この辺り特に!!」
「なんだお前は!!でっ…出ていけ!」
人だ…厄介だな
「獣の呼吸 弐ノ牙 切り裂き!!」
大きな斬撃と共に床下に鬼の頸が現れた
すかさず炭治郎が連撃するが防がれてしまう
「炭治郎!!」
それに炭治郎は必死に攻撃をするが血鬼術によって眠らされてしまう
「……ッ大丈夫だ!」
勢い余って呼び捨てで呼んでしまった
何度も何度も術にかかる
「炭治郎!!夢じゃない!!」
とうとう現実で首を斬ろうとした炭治郎の腕を咄嗟につかんだ
「罠に掛かるんじゃねぇよ!つまらねぇ死に方するな!」
ハッとして車掌の方を見る
もう襲いかかりそうな体勢だった
「命令です。その錐を離しなさい!」
咄嗟に放った命令は車掌にかかりそのまま膝をついて錐を床に落とした
「危なかった…」
「!!Aありがとう!」
「お前!命令は鬼にだけじゃなかったのか!」
「その説明はまた後で!」
「分かった!!……ヒノカミ神楽 碧羅の天!」
そしてついに炭治郎が鬼の頸を断った
鬼の頸を斬った瞬間凄まじい断末魔に耳を塞いだ
「(うるさい…!)」
頸を斬られた魘夢は大きく揺れ列車が傾いた
「ッ…!!」
「横転する!A!伊之助!」
咄嗟に何処かに捕まろうとするも揺れが大きすぎてつかめない
「A!!」
背中を打ち付ける覚悟をして目を瞑ったその時
炭治郎が咄嗟に私を抱いて衝撃を和らげた
「炭治郎!!…炭治郎くん!!」
結構強く打ち付けて炭治郎は地面に横たわっている
「ごめん…ごめん!ありがとう…」
「いいんだA…Aに怪我さえ無ければ…」
もう…どれだけ優しいの…
「すまない…すぐに動けそうにない…他の人を助けてくれ…怪我人はいないか…」
「……分かったわ」
「…ふん、行ってやるよ!親分だからな!子分の頼みだからな!」
炭治郎に頼まれ伊之助と一緒に怪我人はいないか確認に行くことにした。
でも、もうそろそろだろう。
魘夢と交わした契約が結ばれる
魘夢本人は覚えていなかったけど、きっと契約が結ばれる際に思い出すだろう
そして、今回の本命である…
上弦の参 猗窩座
猗窩座との契約を今回結ぶつもりで私はここに来た
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界 - 面白いです!凄く! (2022年12月29日 22時) (レス) @page27 id: 7c164536f1 (このIDを非表示/違反報告)
アオイ - 更新頑張ってください!!続きが気になります!! (2022年12月29日 20時) (レス) @page27 id: 1103151c8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Gatto: | 作成日時:2022年12月24日 0時