私は三ツ谷先輩が大好き！【東リべ】

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「お前鈍臭いけどバイトなんかできんの？」


『失礼な。出来ます！』


やった事ないから分からないけど！


「…中学生に払える金なんてたかが知れてるぞ」


『分かってますよ！最悪身体を…………いえ、なんでもありません』


「あ？今なんて言いかけたんだよ」


『いえ、何も言ってないです』



ユキちゃんとぺーやん先輩に助け舟を…と思ったら二人とも遠く離れた所で楽しそうに話してた


あ、ぺーやん先輩あんな顔で笑うんだ…ってそんなこと考えてる場合じゃない！



「まさか、身体を売るとかそんなこと考えてねーよな？」


『………あはは、いっ』



手首を掴まれた


結構握力お強いんですねあはは



「二度と言うな、するな」


『………でも、お金が…』


「…絶対にするな」


『………』


「はいは？」


『……………………………はい』



握り締められた私の手首は少し赤くなっていた

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