1.希望の戦士と探偵と 8 ページ11
「お、お姉さんちょっと待って…うわぁぁっ！？」
突然ガッという音がして、私が大声をあげる。
後ろを振り返ると___ロボットがあった。
「僕はお前を捕らえる____絶対に！」
青い髪の男の子が叫ぶ声が聞こえ、それと同時にロボットが銃を構えた。
マシンガンのような、本格的なやつだ。
思わず息を飲み、二、三歩後ずさる。
「危ないっ！」
お姉さんの声。発射された弾丸がロボットの目に当たり、男の子の顔が歪む。
ぱっと手を引かれて、私達は駆け出した。
「……さっきの弾は予備用よ。あと5発もない」
走りながらお姉さんが私に囁く。
ロボットが徐々に迫っていた。
私は、決めた。
なら、やるしかない。
足を止めて、ロボットに向き直る。
お姉さんが目を見開く。
「やめにしよう」
声が少し震えているような気がしたが、今更訂正は出来ない。
「私、貴方の仲間になるよ。まだ私の力を重要視してるんでしょう？」
別に確証はないけれど。
「……そうだ。仲間になるならその女を、殺せ」
提示された条件。
勿論従う気なんてなかった。
「わかった」
私はゆっくり振り返り____
お姉さんの首に手を伸ばし___
その手から、銃を奪い取った。
その銃を素早く構え、ロボットへ撃ち抜く。
1発。2発。3発。2発が目へと当たり、それを確認して私はもう一度駆け出した。
お姉さんの手を引いて。
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巫女乃(プロフ) - さくな.jさん» コメントありがとうございます！とりあえず今日中には更新するつもりですのでよろしくお願いします！ (2015年5月24日 16時) (
レス) id: 96a9ea8a28 (このIDを非表示/違反報告)
さくな.j - ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ続ききになるぅ(ﾉｼ 'ω')ﾉｼ ﾊﾞﾝﾊﾞﾝ (2015年5月24日 15時) (レス) id: 07e619e753 (このIDを非表示/違反報告)
さくな.j - 霧切大好きすぎる続きはよ (2015年5月22日 23時) (レス) id: 07e619e753 (このIDを非表示/違反報告)
巫女乃(プロフ) - さくらちさん» コメントありがとうございます！現在4時間授業なので、頑張って更新していきたいと思います。 (2015年5月5日 17時) (レス) id: 96a9ea8a28 (このIDを非表示/違反報告)
さくらち - 更新がんばってください！ (2015年5月5日 12時) (レス) id: 3694e1b284 (このIDを非表示/違反報告)
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