わたしの隣 (ページ28)

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ニヤニヤ玲於くんページ28

玲於「お～、やっと来た」

『ごめん、お待たせしました』

玲於「はい、お久しぶり」

『お、お久しぶりです』

玲於「え？キョドり増してない？」

『え？ま、増してない！』

玲於「まあいいけど笑」

玲於くんから
【今日夜ご飯たべようよ】
ってLINEが来たのは仕事終わるほんのちょっと前で

ユマちゃんに何急いでんの？って言われるほど急いで来たけど
玲於くんが来るまでには間に合わなかった、、

・

『どうしたの急に？』

玲於「急じゃダメ？」

『ダメとかじゃなくて、、』

んー？ってニヤニヤしながら、わたしのリクエストのしゃぶしゃぶのお肉お鍋につっこんでる玲於くん

玲於「ほら、食べなよ」

『あ、ありがとういただきます』

なんだろう、ずーっとニヤニヤニヤニヤ

『玲於くん』

玲於「んー？」

『なんでそんなにニヤニヤしてるの？』

玲於「え？ニヤニヤ？俺が？」

『うん』

玲於「ニヤニヤなんかしてねえよ。まあする気持ちもわかるけど」

難しい、なんだそれ

玲於「隼のこと好き？」

『あ、また出たそれ』

玲於「だって知りたいんだもん」

『好きじゃないってこの前も言いましたよね？』

玲於「えー、」

『えーじゃないですよもお』

玲於「じゃあさ、隼にキスされたらドキドキする？」

『ぅえ!?キ、キス!?』

頭の中に浮かぶのは昨日の隼くんとわたし

いわば “ 未遂 ”

玲於「どうしたどうした笑」

『やっ、やだ玲於くん！そんな破廉恥な！』

玲於「破廉恥じゃねーだろ！ドキドキすんのか聞いてんの！」

『やだ！そんなの！するに決まってる！』

そしたら玲於くん下向いてクックックって笑った

玲於「そっかそっか」

『なんですか、ほんとに、、』

玲於「まあね、ゆっくりゆっくり、だね」

『なにがですか？』

玲於「もー！いいから！ほら！肉！」

『食べる！！！』

玲於「こりゃ、まだまだだな笑」

玲於くん慣れてきたからAって呼ぶねって
お肉食べてむせながら言ってたなあ、、

隼くん以外の男の人にそうに呼ばれるの初めて！

わたしは決して玲於なんて呼べないけど！
呼んだら軽くシメられそう、、

玲於「おい、A、焦げんぞ、」

『ああ！ごめん笑』