目に残す彼はまさかのシンタローの親友【カゲプロ・男主】

メロンパンには敵わねぇ ページ4

"「はぁ…もういいよ、とにかく話を聞いてくれ。」"

『はいはいw』

最初から話を聞いていれば時間をこんなに取ることないのになwww

"「単刀直入に言うとだな……PC買うのについてきて下さい。」"

『…………………え？』
ドユコト？(´･ω･｀)

『え、何…それって外に出るから一緒に来てくれ的な？』

"「…あぁ。」"

っはあぁぁぁ!?

『無理無理無理!!外とか死んじゃう、今日の気温何度か知ってる!?引きこもりの行動力の無さ分かる!!!?』

"「………メロンパン。」"

『なっ、何…!?』

俺がそんなことで釣られると思ったか…！


『よし、ソッコー行くから待ってろ、いいな？』
"「お前釣られやすいな…。」"

『メロンパンには敵わねぇ。((キリッ』

"「どんだけメロンパン好きなんだよ。」"

そう言った瞬間、突然電話の向こうで爆音のサイレンが鳴り出した。それと共にヤツのため息。

『…お前ん家、泥棒入ったらサイレンが鳴るの？それでア●ソックが来て対処、って感じ？』

"「そんな訳ねぇだろ…とりあえず後でな！」"

『おぅ、忘れんなよメロンパン！』

通話を終えてケータイをデスクの上に置く。

外か……。

正直外に出るのは嫌だがヤツととメロンパンが待っている、これは行かなくては…！

パーカーをはおり、ジーンズに履き替え、リストバンドを右手首に装着する。

どうでもいいが、俺は左利きだ。

『よし、忘れ物は無いな！』

行きますか…！

俺は玄関の扉を開いた。


end,

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