【鬼灯の冷徹】鬼灯さんの恋人【鬼灯】

第１８話 ページ22

〜好きのお話〜



次の日。


今日、言うって決めました。


Aさん、もう待ってるでしょうか・・・。


・・・案の定、いました。


鬼「お待たせしました」


周りに誰もいませんよね。


「あの・・・」


鬼「Aさん。貴方のことが、好きです」


「・・・え？・・・え？今、何て・・・？」


鬼「・・・二回も言わせないでくださいよ・・・好きって言ったんです。Aさん」


「鬼灯、さ・・・」


可愛すぎます、貴方は。


Aさんの腕を引いて、抱きしめる。


鬼「返事を、聞かせてください」


「はい・・・嬉しい、です。私も、鬼灯さんのことが、大好きですっ・・・」


・・・良かった。


鬼「暫く、このままでいさせてください・・・」


小さくて、細くて、力の入れ方を間違ったら、簡単に壊れてしまいそうだ。


大切にする。


・・・何よりも可愛くて、愛おしい貴方を。

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