束の間の日常・昼 ページ4
お昼ご飯を食べ終わった昼休み。
俺は校庭に生えてる木に登り、それぞれの行動を観察していた
あっ、今喜八郎の掘った穴に善法寺先輩が落ちた。
さすが我らが不幸委員会委員長
その後ろでは潮江先輩と食満先輩が喧嘩してらっしゃる。
「何見てるんですか？？」
「わぁ！！」
後ろから突然した声に俺は驚き木から落ちる。
幸い怪我はせずうまく着地できた
「急になんだよ…きり丸…」
「だってA先輩が木の上でなにかをマジマジと観察されているから」
きり丸は木から降り、俺は立ち上がって木にもたれるような体制になる
「特定のものを観察してたわけじゃないよ。みんな昼休みは何してるのかなと思って」
「そうですか。」
「なんだよ、その反応」
「いいえ〜。なにか面白いもの見てるのかと思ったので」
「善法寺先輩が喜八郎の穴に落ちて、その後ろで潮江先輩と食満先輩が喧嘩してらっしゃる
まぁ、いつもの光景だ」
「何か面白いことおきねぇーかな」
「面白いこともそんな頻繁に起きていたら面白くはないだろう」
「たしかに」
「そう言うことだ、ほら、もうすぐ午後の授業が始まる
早く教室に帰りなさい」
「分かりました」
きり丸は、午後の授業のことを考え憂鬱な表情を浮かべていた。それは俺も同じか
残っていた課題を終えたタカ丸さんが木下でしゃがむ俺に手を差し伸べる。
「ほら、行くよA」
「はい…」
タカ丸さんの手を取り教室へ戻った。
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幸野(プロフ) - みミ未さん» ありがとうございます！読んでいただいて応援まで…！本当に嬉しいです！励みになります！本当に嬉しいです、続き書きます！ (2023年1月1日 21時) (
レス) @page43 id: 7f4aebc912 (このIDを非表示/違反報告)
みミ未(プロフ) - コメント失礼します。面白くて一気読みしました！すごく好きです！続編…あるんですか！？読みたいです！読みます！！続きをお待ちしています。応援しています！ (2023年1月1日 21時) (レス) @page43 id: 40b8841972 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幸野 | 作成日時：2022年12月20日 23時
