不器用な彼が好きなんです!!【平和島静雄】

中学２年の新学期 ページ3

【貴女side】


夏樹「A〜!!同じクラスだよ!!!」


と言ったのは、小学の頃からの仲よしの平澤夏樹ちゃん



美人でしっかり者で、ムードメーカタイプ



貴女『ウソ!?やったぁっ!』



そして、私は藤村A


地味で、気が弱くておっちょこちょい



そんな私ももう、今日で中学二年生になりました!!



貴女『夏樹ちゃんと同じクラスでホントによかった!!』



と、私は夏樹ちゃんに抱きついた


すると、



??「お前らレズかよ？」



と、私達の様子を見て笑ったのは、幼なじみの杉原陵太



黒の短髪のいい男だ、ただ……お調子者なんだよね


私は少し口をとがらせて、陵太に言い返す



貴女『ちがうもん!!』



陵太「そんな怒んなよー!!」



貴女『怒ってないもん………』


陵太「ところで、実は俺も同じクラスなんだ、俺にも抱きつくか？」


貴女『何言ってんの?バカーッ!』



陵太はいつも私をからかう



そんな会話をしながら、三人で教室へ向かう



今日からここが私のクラスかー………


先生「はい、じゃあ着席ー」


このクラスの担任らしき男の若い先生が入ってきた



この先生、長話で有名らしい先生だ……最悪



そして、うわさ通り長話が始まった。

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