ステップブラザーズ3

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HIROside



アーティスト目指してる子達は

本格的に、EXPGで頑張り出したから

そろそろ良いかな…と思って

EXPGの上のクラスの子達に紹介をしてみた







「皆おいで」





翔「はい！」





問題を抱えてても

スタジオで、他の生徒同じような

立ち振る舞いができるようになってきた








「紹介するね！EXPGで特待生をしている

皆と同じくらいのお友達だよ」






陸「東京校の陸です」




陣「大阪校の陣です！」





平「福岡校の翔平です！」





「じゃあ皆も自己紹介しようか」





翔「翔吾です！東京校です！」




北「北人！東京校！」





慎「慎…です、、、東京校です」





樹「樹…東京…」




彰「彰吾」





「今日呼んだ子達は、皆の詳しい事情は

知らないんだけど

とっても優しくて良い子だから

きっと皆の事も受け入れてくれるよ」







陣「僕と、翔平は、ツアーに出てて

今は東京にいるんだ！

陸君は、東京だから知り合いかな？」






陸「もちろん！北人君はダンスじゃなくて

同じボーカルだから

レッスンでたまに会うよ！ね？」






北「うん！」







「翔平、陣君、陸君

全部を受け入れられなくても良い。

だけど、君たちなら

きっとこの子達と分かり合えると思って

今日は紹介したんだ！

これからスタジオで何かあったら

是非守ってあげて欲しい

もちろん差別とか、贔屓をするつもりは

全然ないから。そこは約束する」







陸「もちろん！僕もダンスは上手くないけど

頑張ってる最中だからさ！

皆、よろしくね！」







この時はもっと人数が増えるなんて

俺ですら思ってなかったな…笑笑







彰「俺帰る」





「彰吾待って？」





彰「俺はダンスがしたいんじゃ」





「そうだね。でもね？1人で踊るより

皆で踊った方が楽しいよ

彰吾には仲間の大切さを知って欲しい」






彰「知らん。帰る！」





「じゃあ車で待ってて」







車に戻ってしまった彰吾





陸「北ちゃん練習してきた？」






北「うん！でもあそこが難しい」





陸「歌ってみて？」





北「うん！」





陸「こう歌ったら良いかも！」






北「こう？」





陸「良いじゃん！」





北「やったー！」





陣「翔吾君は時々関西弁出てるよね？」





翔「うん！大阪生まれ！」




陣「一緒やな！」




翔「ほんまに？」





既に打ち解けてる北人と、翔吾




平「樹君？何歳？」




樹「…」





黙り込む、樹と

俺から離れられない慎…

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